2013.04.18
メガソーラーの系統接続をコストダウン ~計器用変成器で電源供給する開閉所システムの販売開始~

日新電機株式会社(本社:京都市右京区、社長:小畑英明)は、メガソーラー等の大規模自然エネルギー発電所と電力会社の送電線を結ぶ連系部分の開閉所設備として、計器用変成器を利用した開閉所システムを開発、2013年5月7日(火)より販売を開始します。従来のシステムでは制御電源を降圧するため変圧器が設置され電源を供給していましたが、この変圧器を計器用変成器に変えることで、大幅なコストダウンを実現しました。急速に拡大するメガソーラーの導入コスト削減に寄与します。

1. 開発の背景

太陽光発電などの大規模自然エネルギー発電所は、多くが辺鄙な場所に設置され電力会社の送電線と離  れてしまうことがあります。発電したエネルギーを電力会社の送電網に接続するためには、発電所から送電線を配線し、電力会社との接続点には開閉所を設置する必要があります。これらのコストは発電事業者の負担となり、事業採算を圧迫する要因の一つとなっています。

開閉所に設置する受変電設備には設備そのものを動かすための制御電源が必要です。当社は、この制御電源を供給するために、66/77kVから200Vまで降圧する変圧器が設置されていたところを、計器用変成器の一種であるコンデンサ形計器用変圧器(CVT:Capacitor Voltage Transformer)で代替し、コストダウンした新タイプの開閉所システムを開発しました。当社は日本で唯一のCVTメーカーとして、電力会社向けCVTでは100パーセントの納入実績を誇ります。この独自技術を応用し、急速に拡大する大規模自然エネルギー発電所の導入コスト削減に貢献します。

 

2.システムの特長

(1)コストダウン

変圧器の機能を計器用変成器で達成したことで、従来の開閉所システム(ガス絶縁開閉装置(GIS)等受変電機器)の設備コストを20パーセント削減できます!

(2)軽量化

開閉所システム全体での重量が約20tから10tへ半減するため、輸送費や開閉所システムの基礎工事コストを削減できます!

(3)省エネ

変圧器のデメリットであった無負荷時の損失がなくなり、開閉所の電力損失を50パーセント以上低減することが可能です!

[本件に関するお問い合わせ]

〒615-8686 京都市右京区梅津高畝町47番地
電力機器事業本部エンジニアリング部西部技術部 TEL:(06)6444-7536