2014.06.30
様々な分析ツールで効率よく節電
~エネルギー管理システムの販売開始~

日新電機株式会社(本社:京都市右京区、社長:小畑英明)は、自社内に構築した“スマート電力供給システム:SPSS®(Smart Power Supply Systems)”で実証したエネルギー管理システムの販売を7月1日より本格的に開始します。当システムは、工場やビルの電力使用状況の統計・分析に役立つデータ管理機能を充実させ、省エネ・節電対策に貢献するシステムです。

 

1.背景

当社は2011年より、節電と電力の安定供給を目指すSPSSを本社構内に構築し、太陽光発電設備、工場・事務棟の消費電力見える化、電池電力貯蔵設備の開発検証に取り組んできました。前橋製作所では、更に規模を拡大し、太陽光発電設備、コージェネレーションシステム、電池電力貯蔵設備、エネルギー管理システム、受変電設備状態監視系から成る実規模検証システムを構築し、2014年3月から実証を開始しています。

この度、エネルギー管理システムの検証の第一段階として、様々な分析ツールやモニタリングなど多彩な機能で省エネ・節電喚起を可能にする製品の開発を完了しました。

 

2.製品概要

エネルギー管理システムは、専用のWEBサーバとして、従来の中央監視制御装置“FACTMATE®”と組合せたシステムで提供します。需要家内の大量のエネルギーデータをFACTMATEや汎用のデータ収集装置、構内LANなどの既存インフラを活用しながら収集して一元管理し、様々なエネルギー分析ツールやモニタリング機能をWEBで提供し、省エネや節電対策に役立てます。

 

3.導入のメリット

1)データ収集・管理の省力化

場内に分散配置している設備のエネルギーデータをFACTMATEや汎用のデータ収集装置、構内LANなどを活用しながら効率的に計測し一元管理することで、データの収集や管理の省力化が図れます。また、データ計測が困難な箇所については、演算ツールによる自動計測を行うことで、工場全体のエネルギーモニタリングが可能です。

2)日時別・部門別比較で省エネ・節電対策の立案

分析支援グラフや原単位グラフなどのエネルギー分析ツールで、日時別比較や部門別比較など、様々な角度からエネルギーの使用傾向を比較分析することが可能です。エネルギー運用のムリ・ムダ・ムラを発見することで、省エネ・節電の対策ポイントを見つけることができます。

3)WEBでの使用状況確認で省エネ行動の促進

WEBでエネルギー使用状況の閲覧ができ、「だれでも」「いつでも」「どこでも」デマンドや、個々の電力消費状況を確認する事が出来るため、省エネ意識の向上や省エネ行動を促進します。

4)対外的プロモーション

モニタリング画面や画像ファイルなど、各種データをスライドで表示できるプロモーション機能を搭載しました。ショールームや受付などのモニタに表示し、環境保全への貢献や会社PRなどに活用できます。

 

FACTMATEと組み合わせた本システムの売り上げは、2015年度に10億円を見込んでいます。

更に今後、前橋製作所において、工場の多様な分散電源を活用し、コストミニマムを実現する予測最適制御の検証を進めていきます。


システムイメージ

 

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