2018.05.17
太陽光発電用パワーコンディショナ リモート監視サービスを開始 ~保守負担軽減、不具合時の発電損失を最小化~

日新電機株式会社(本社:京都市右京区、社長:齋藤成雄)は、クラウドを活用しパワーコンディショナ(以下、PCS)の運用状況を遠隔から監視できるリモート監視サービスを2018年4月から開始しました。本サービスは、設備の遠隔監視による見える化サービスと異常発生時に対応を行う見守りサービスにより、お客様の保守の負担を軽減し、安心してお使いいただくためのものです。

 

■開発背景

一般的な太陽光発電設備のリモート監視システムでは、異常発生時の通知をきっかけに主任技術者が現場に駆け付け、異常状態を確認してからメーカーへ連絡し、メーカーが調査を実施するまで時間と手間が掛かります。復旧までの期間は発電停止となり発電損失が発生するため、早期の復旧が望まれています。

本サービスは、PCSメーカーである当社がリモート監視を実施することにより、異常発生時に早期対応が可能となり、復旧までの期間の短縮・発電損失の最小化につながります。また、当社より連系設備を納入した場合、PCSだけでなく発電設備全体でのサポートが可能となり、トータルでリモート監視が可能となります。

リモート監視サービスの概要

リモート監視サービスの概要

■特長

「見える化サービス」

IoTによる機器の運転・異常発生状況データの管理

太陽光発電設備の発電状況、PCSの運転・異常発生状況、計測・受電設備やサブ変電所などの機器の運転・異常発生状況データを、インターネット回線を介してクラウド上のデータサーバーに転送・蓄積します。

運転状況の見える化

データサーバーに蓄積されたデータは、お客様のパソコンから常時閲覧することができ、遠隔での運転状況の見える化を実現します。

タイムリーな連絡で故障内容を把握

異常発生時は、システムから自動発信されるメール通知で迅速な故障内容把握が可能となります。

運転状況データを共有しながらの正確なサポート

当社からもお客様の運転状況を把握できるため、異常発生時にはお客様からの連絡を受け、遠隔から現地状況を確認しお客様に的確なアドバイスが可能となります。

 

「見守りサービス」(オプション)

復旧手配を全面的にバックアップ

当社でも遠隔監視を行い、異常発生時には通知に対し当社側で交換部品の⼿配から現地出向まで迅速な復旧をお⼿伝いします。発電損失に直結するPCSの停⽌期間を最短とし、発電損失の軽減が期待できます。

 

なお、本サービスは今後納入していく当社製PCS スマートパワコンを対象としています。

5月23日(水)~25日(金)にインテックス大阪で開催される「JECA FAIR 2018~第66回電設工業展~」に本サービスを出品します。是非当社ブースへお越しください。

 

システム画面システム画面 発電状況画面
発電状況画面
CS一覧監視画面 PCS一覧監視画面 PCS単体詳細監視画面
PCS単体詳細監視画面

【ご参考】

■製品・サービス詳細

太陽光発電用パワーコンディショナ: https://nissin.jp/product/newenergy/pcs/index.html

スマートパワコン: https://nissin.jp/product/newenergy/pcs/spcs.html

■参考リンク

JECA FAIR 2018 出展情報: https://nissin.jp/news/180425/

 

[本件に関するお問い合わせ]

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