2019.06.05
セカンドライフ積立金制度(賞与DC)を導入 ~福利厚生制度を充実~

日新電機株式会社(本社:京都市右京区、社長:齋藤成雄)は、福利厚生制度にセカンドライフ資金準備の選択肢の一つとしてセカンドライフ積立金制度(賞与DC)を2019年4月1日に新設し、6月より導入(2019年6月の賞与より開始)しました。

 

医療制度の充実などから長寿命化が進む現在、定年後の人生「セカンドライフ」をゆとり持って歩むためには、退職後の資金準備が重要になってきます。そこで当社グループは、社員のセカンドライフに向けた資金準備の選択肢の一つとして新たに「セカンドライフ積立金制度(賞与DC)」を導入、福利厚生制度の充実を図りました。

 

日本の年金制度の企業年金の中には「確定拠出年金(DC)」があり、企業や個人が毎月一定の掛金を拠出して加入者自身が資産運用するのが特徴です。当社社員は退職金の一部として会社が負担する掛金でDCに加入(個人希望による選択制)しています。

 

しかし、社員が現在積み立てているDC掛金の一人当たりの拠出金額が法律で定めている掛金の拠出限度額の27,500円(月額)には達していないため、掛金が非課税となるなどの税制優遇を十分に活用できていない状況でした。そこで当社は、社員がこの税制優遇を十分に活用できるように賞与の一部を別枠化してDCに追加積み立てすることで積立上限枠を活用できる賞与DCを新たな福利厚生制度として導入しました。

賞与DCの特長は以下の通りです。

 

【賞与DCの特長】

税金・社会保険料が掛からない
DCに積み立てた額が所得とみなされなくなり、所得税や住民税などの税金と保険料を軽減。
ただし、保険料が軽減された分、厚生年金受給額は減額。
賞与DCで運用すると運用収益が非課税(賞与DC以外では運用収益に対し約20%課税)
別枠化した「賞与の一部」の受取方法を自由に選択可能
「全てDCに積み立て」、「一部をDCに積み立て」「全て賞与支給時に受け取り」

社員がゆとりあるセカンドライフの実現ができるよう、老後資金準備の選択肢の一つとして社員が活用できる制度を図り、働きやすい会社の構築を目指します。

 

[本件に関するお問い合わせ]

〒615-8686 京都市右京区梅津高畝町47番地
日新電機株式会社 人事部労政グループ (075)864-8500