太陽光発電所の省エネ化に貢献

新エネルギー・環境事業

陸別町太陽光発電所にハイブリッド冷却方式パワーコンディショナ収納エンクロージャを納入

ハイブリッド冷却方式パワーコンディショナ収納エンクロージャ

日本一寒い町として知られる北海道陸別町にある、北海電気工事株式会社殿が建設に携われた株式会社陸別ソーラーマネジメント殿陸別町太陽光発電所に、熱交換器と小型エアコンのハイブリッド冷却方式を採用したパワーコンディショナ収納エンクロージャを納入し、2016年4月より運転を開始しました。

年間消費電力低減効果
(250kWパワーコンディショナ×4台収納)

塩害地域などに設置するパワーコンディショナの冷却は通常エアコンで行いますが、熱交換器と小型エアコンのハイブリッド冷却方式では、通常は熱交換器で冷却し、夏場などの周囲温度が高い場合のみ小型エアコンが補助冷却を行う仕組みとなります。これにより従来のエアコン方式と比較し、消費電力を約70~80%低減することができ、太陽光発電所の省エネ化に貢献することができます。ハイブリッド冷却方式エンクロージャは、当社前橋製作所のスマート電力供給システム(SPSS)においても実証検証を実施しており、検証で得られた消費電力の低減効果をグラフに示します。

また、ハイブリッド冷却方式の熱交換器は、周囲温度-30°Cまでの冷房運転が可能となります。陸別町では冬場の最低気温は-30°Cに達することがあり、通常のエアコンでは冷房運転の使用温度範囲外となり適用はできませんが、ハイブリッド冷却方式では適用が可能となり、極寒冷地域における安定した発電継続に貢献することができます。

※株式会社デンソー殿の開発製品(エンクロージャシステムはコスモシステム株式会社殿開発製品)

納入品

  • ・ ハイブリッド冷却方式 パワーコンディショナ収納エンクロージャ 2台
  • ・250kWパワーコンディショナ 8台

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