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2025年大阪・関西万博 住友館「ミライのタネ」に日新電機技術を展示中

大阪・関西万博は2025年4月13日から10月13日まで夢洲で開催されており、日新電機は住友グループとして協賛しています。
今回は万博内で展示している日新電機の技術について紹介します。

大人気の住友館 森をめぐる冒険「UNKNOWN FOREST」

大阪・関西万博に、住友グループとして出展している住友館。
ランタンを片手に、ここにしかない森の中を冒険する体験「UNKNOWN FOREST」は予約が殺到。好評をいただいているパビリオンとなっています。

ランタンを片手に森の中を散策し、さまざまな生きものとの出会い、光や音を用いた演出に、子供はもちろん大人も夢中になっている姿が多く見受けられます。
明確な順路の無い迷路のような森の中、たくさん散りばめられているポイントを探す体験イベントは、二度・三度と楽しめる内容です。

住友グループでは、長い歴史の中で事業拡大の起点となった愛媛県の別子銅山に130年以上植林活動を続けており、古くから森林や自然とのつながりを持っていました。
住友館の建設には、先人たちが継承してきた「住友の森」の木々を使用。「1本1本の⽊々を無駄にしたくない、1本1本のいのちを⼤切にしたい」との想いから、約1000本の⽊々を⽊材資源として余すところなく利⽤して建設され、パビリオンの入口付近に設置されているベンチもそれらの木々を活用してつくられました。
会期中は子供向けに約1万本の苗木を用意して植林体験イベントも実施し、住友館建設のために伐採した跡地を含めた「住友の森」に植林される予定です。これにより、数十年、数百年後の未来の森へと継承されていきます。


住友の森の木々を使用して建設された住友館外観


実際の苗木。住友の森に移植され、未来に継承されていきます

共通課題の解決に向けて、未来を切り拓く「ミライのタネ」プロジェクト

「UNKNOWN FOREST」を体験した後、出口にあるフォレストギャラリーではたくさんの「ミライのタネ」が展示してあります。
「ミライのタネ」は、グループ各社が持つ先進技術や知見を活かし、社会課題の解決に向けた具体的なアイデアを生み出す共創プロジェクトです。

現在、世界にはさまざまな社会課題があります。
これらに立ち向かうには個人や一企業の力だけでは限界があり、社会全体で知恵と力を結集することが求められています。
本プロジェクトにより、住友と参加者とAIが共創し、業界や分野を超えた革新的なアイデアが生まれることを期待しています。


たくさんのミライのタネが展示されています

住友館内の「ミライのタネ」に日新電機の技術も展示

「ミライのタネ」はWEBプラットフォームを核におよそ700点を超える「住友グループの技術や取組み」を公開しており、住友館内にも展示されています。
日新電機はこの中に「半導体材料改質装置『KYOKA』」「再生可能エネルギーアグリゲーションシステム」「地域マイクログリッドシステム」「環境配慮型変電所システム『ECSS』」「計器用変圧器を活用したマイクロ変電所」「リチウムイオン電池の劣化診断技術」の6つの技術を展示。

また、住友電気工業と共同で取り組んでいる「量子スピンを操るダイヤモンド・センサ」の技術も展示されています。
箱型展示の左側面には技術説明、右側にはその技術を基にAIが創出したアイデア「ミライのタネ」が紹介されています。

※技術展示は前期・後期で異なり、日新電機グループの技術は前後期で2枚入れ替えて展示されます


当社技術 環境配慮型変電所システム「ECSS」

<関連リンク>
▷ 住友館 公式サイト
▷ 住友館 ニュースリリース 「さぁ、森からはじまる未来へ 大阪・関西万博「住友館」、ついに開館!」