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NISSIN ELECTRIC

日新電機「らしさ。」第1話 当社の「良いところ」を伝えるブランデッドムービー

当社の「オリジナリティ」、そして「良いところ」を知ってほしい…
そんな想いのもと、現在『日新電機「らしさ。」』という動画シリーズを作成し、ウェブサイトやYouTubeで公開しています。
当社で働く社員の姿をドラマ仕立てで描く、この動画に込めた想いを紹介します。

ブランデッドムービーとは

この動画シリーズは「ブランデッドムービー」という位置付けです。
「ブランデッドムービー」とは、簡単に言えば企業の「ブランドイメージ」を紹介するための動画のこと。
普段くらしの中で目にすることの無い製品を扱う当社のことを、皆さんにも知ってもらうために作成しています。

社員が思う日新電機の「良いところ」

では、皆さんに伝えるべき当社のブランドとは何でしょうか?
動画制作にあたり、当社が考えたブランドの探り方は『社員が思う日新電機の「良いところ」』を改めて認識することでした。
ブランドは企業として「どう見られたいか」でもありますが、一方で社員が「どう見られたいか」「その見られ方に違和感が無いか」にギャップがあれば、社員は自信を持ってそれがブランドだとは言いづらいものです。

逆に言えば、社員が「良いところ」だと実感できていることは、堂々と自社の良いところと言えます。
そうして出てきた「良いところ」が、当社の「魅力」であり「ブランド」だと考えました。

当社は電力インフラに携わる事業を100年以上続ける会社です。
社内アンケートやグループワークでも、「インフラを支えていること」「100年以上続く歴史・技術があること」にやりがいや誇りを感じている社員は非常に多くいました。


企業理念とも照らし合わせながら、社員アンケートから出てきた意見を整理・集約

加えて、是非知ってほしい当社の「良いところ」は「誰でも主役になれる」ところ。これは、与えられた作業をやるだけではない、やりたいことをやってみるチャンスがある、それを応援してくれる環境がある…つまり、「一人ひとりが活躍できる」ということです。
動画はそんな「良いところ」を感じてもらえるストーリーになっています。

巨大ロボは作ってないけど…! 第1話のみどころ

「巨大ロボでも作ってるん…?」
そんなセリフが印象的な第1話は、新入社員として初めて巨大な製品を目にした時に「ロボットでも作っているのか!?」というワクワク感を持った主人公・日々野新(ひびのあらた)が、営業職になり社内外と打ち合わせを行っていくストーリー。
課題に取り組む社内の熱い姿勢や、お客様と共有するあたたかい想いが描かれています。特に当社を表現しているのは、先輩社員と設計社員の「さすがに無理…か…」「いや、おもしろい!やってみよう」というやりとりです。
これは後にお客様が口にする「日新電機さんは簡単にできないとは言わない」という言葉にもつながっています。


第1話で登場する製品・変圧器とメインキャスト

当社が扱う製品の多くはオーダーメイドで、お客様のご要望を仕様に落とし込んで製造します。
予算、環境、サイズ、効率…今はニーズもさまざまで、全てを完璧に叶えることは難しく、簡単にできるとは言えません。
しかし、どうしたら最適な仕様になるかお客様と模索することに全力を尽くす。そういった想いと熱意のある当社「らしさ」が、このセリフに集約されています。

 

撮影裏話 オーダーメイド製品ゆえの撮り直しNG!?

撮影は動画に登場する製品・変圧器を製造している工場で行いました。
休日ではありますが、工場なのでキャストはもちろん工場内に入るスタッフ全員がヘルメット着用で安全第一。
お客様と新(主人公)が話すシーンも、2019年に開所した研修センターで撮影しています。
また、製造職役で登場したのは実際のその工場で製造職として働く若手社員。緊張しながらもしっかり演じてくれました。実は大変だったのが被写体となる製品の確保。
オーダーメイドなので撮影用の製品も、外観が同じ形状の製品も都合よくあったりしません。
そのためこの動画で登場した製品は出荷前のものであり、この日にしかこの場所に無く、万が一撮り直しになっても同じ形状のものは用意できないという、撮り直しNGの撮影だったのです。尺の都合でカットになってしまいましたが、新の明るい性格を反映し製品の前ではしゃぐシーンや、お客様を見送りながらほっとする先輩を見て目を輝かせるシーン、ロボットアニメのような新の搭乗演出など、本編には入りきらなかったシーンもある大ボリュームの撮影でした。
メイキング動画も公開しているので是非ご覧ください!


工場内はスタッフも含め全員ヘルメット着用


研修センターの明るい廊下でお客様を見送るシーンを撮影


ラストで街を見守る新のシーンは本社のある京都の玄関口、京都駅の大階段での撮影


日が落ち明かりが灯っていく街並みも京都市内。100年以上根差す京都の街を!というこだわり