電気っておもしろい! 日新電機の小学生理科教室
当社は社会貢献活動として、電気や発電を学ぶ小学生を対象にした出前授業「小学生理科教室」を行っています。
今回はこの理科教室について紹介します。
日新電機のCSR活動 小学生理科教室
子どもたちの理科離れという課題解決に貢献するため、当社では、小学生理科教室の開催と、自治体などの環境学習・体験教室への協力を通じて、電気と環境の大切さを楽しく学べる機会を提供しています。
当社の理科教室は電気について学ぶ小学校高学年を対象とした授業で、座学と体験の2部構成です。
主要工場のある京都市・前橋市(群馬県)にある社員の子どもが通う小学校を中心に、2004年から実施してきました。
進化するカリキュラム 座学と体験で学ぶ「電気」
当初の体験学習は、社員が手作りしたソーラーカーの乗車などを行っていました。
カリキュラムは年々進化しており、2024年現在は燃料電池・レモン電池といった実験的な発電体験と、足こぎ発電機・ソーラーパネルを用いた体を使う発電体験を行っています。
カリキュラムは年々進化しており、2024年現在は燃料電池・レモン電池といった実験的な発電体験と、足こぎ発電機・ソーラーパネルを用いた体を使う発電体験を行っています。
足こぎ発電機やソーラーパネルでの発電はリアルタイムで発電量が見えるようにしており、チーム分けされた子どもたちはチーム内の友だちと協力しつつ、別チームの友だちと競争しながら発電を楽しんでいます
ゲーム感覚で楽しく学ぶ 大盛り上がりの発電量レース
足こぎ発電とソーラー発電でつくった電気は、最終的に合計発電量を算出・反映したレースゲームとして結果発表を行います。
このゲームは、当社の事業協同組合である日新電機協力会 青年経営研究会と、システム開発などを行うグループ会社の日新システムズと共同で開発した理科教室専用の体験教材です。
チーム戦で競争することでゲーム性が高くなり、小学生が最後まで楽しめるだけでなく、数値で分かりやすくもなっています。
さらに、発電量ではスマホやエアコン、テレビなど身近な家電がどれくらいの時間使えるのかまで分かるようになっており、普段気軽に使っている電気をつくることがどれだけ大変なのかを実感でき、節電意識の向上につながっています。
子どもたちが理科を好きになるきっかけづくり
さまざまなものに電気が使われる今、電気の無い生活は考えられません。
理科教室は電気を楽しく学んでもらうことで、子どもたちが理科を好きになるきっかけをつくり技術系人材の裾野拡大に貢献する活動です。
理科教室は電気を楽しく学んでもらうことで、子どもたちが理科を好きになるきっかけをつくり技術系人材の裾野拡大に貢献する活動です。
子どもたちからは楽しかったという感想とともに、節電への意識や電気に対する興味の深まりなどのメッセージも届き、社員の活力となっています。
理科教室をきっかけに理科の面白さに気づき、将来電気を専攻する子どもが増えることはもちろん、節電の意識を持つ子どもが増えることも、この活動の大きな意味だと思っています。