JECA FAIR 2025出展 サステナブルな社会の実現に貢献するソリューション
当社は5月28日~30日にインテックス大阪で開催された「JECA FAIR 2025」に出展しました。
今回当社が出展した内容について、業界の状況などと併せて紹介します。
JECA FAIRとは
JECA FAIRは電気設備に関する資機材、工具、計測器、ソフトウェア、システムなどを紹介する日本最大の電気設備総合展示会です。
「電設工業展」の名でも知られており、2025年の今回で73回目の開催となります。
ブースコンセプト「サステナブルな社会の実現に貢献する 日新電機のソリューション!」
持続可能な社会づくりが求められる中、電気業界が直面する課題として「人手不足」「カーボンニュートラル」「スマート化」という3つのキーワードが浮かび上がっています。
人手不足への対応では多くの企業がIoT技術を活かして施工の簡略化や自動化、デジタル化を進めており、特に設備点検・運用のスマート化が注目されています。また、カーボンニュートラル実現に向けてインフラの再構築が進行中であり、電力の見える化や省エネ制御システムの導入も加速しています。
そこで当社は「サステナブルな社会の実現に貢献する 日新電機のソリューション!」をブースコンセプトとし、CO2排出量削減、電気技術者の人手不足、再エネ導入をサポートするソリューションの展示を行いました。
ブースでは各種パネルに加え、エネルギー管理システム(EMS)や環境配慮型コンパクト変電所(ECSS:Environment&Compact SubStation)、多様な計測項目で電気設備の状況を見える化する複合環境センサシリーズなどの実機やデモ機、模型を交えてさまざまなソリューションを紹介しました。
また、当社納入設備の仕様や説明書などを確認できるお客様向けポータルサイトや、電力・鉄道分野の変電所デジタル化を支援する国際標準規格「IEC61850」対応の監視制御システムなど、今後展開する機器もデモ機での展示を行いました。
大型モニターでEMSのデモやECSSを紹介
複合環境センサシリーズが勢ぞろい
グループシナジーで展開するエネルギーソリューション
POWER DEPO🄬 Hは太陽光発電の活用を目的とした家庭用の蓄電池であり、これを複数台接続することで、オフィスや小規模商用施設などの産業向けにも活用できます。
産業向けの活用にあたり、各機器の管理には当社グループの日新システムズのゲートウェイまたはローカルEMSを活用、太陽光発電や負荷設備との連系は当社が担当しています。
IEC61850対応の監視制御システムでも三社共同でシステム構築を進めており、グループシナジーを活かしたソリューションを拡大させています。
※POWER DEPO🄬 は住友電気工業(株)の登録商標です
POWER DEPO🄬 H実機
当日の様子
特に、深刻化する人手不足への対応として注目されるIoT技術を活用した設備点検・運用のスマート化に対する関心が高く、電力業界におけるDX需要が強まっていることを実感しました。
今後もサステナブルな社会づくり実現に向け、さまざまなソリューションを展開していきます。
会期中は多くのお客様にご来場いただきました
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