技術職の先輩インタビュー

A.Nさん / 営業技術

A.Nさんの経歴

  • 大 学:理工学部 機械システム⼯学科
  • 大学院:理⼯学研究科 機械システム⼯学専攻
  • 配属先:システムエンジニアリング事業部 ソリューション技術部
  • 勤務地:東京支社

Q. 学生時代の専攻と
現在の担当業務は?

A.Nさん

私は学生時代に機械システム工学を専攻し、材料系の研究室で薄膜生成技術を研究していました。入社後は生産技術部に配属され、生産設備の開発・改善や新規設備の設計・開発を行っていました。
その後、ソリューション技術部に異動となり、現在は再生可能エネルギーや蓄電池システムをお客様へ提案する営業技術の業務を担当しています。

Q. 仕事内容は?

A.Nさん

近年、再生可能エネルギーの導入が進む中で、発電量と需要量のバランスが崩れやすくなっており、電力の安定供給が課題となっています。バランスが崩れると、大規模停電につながる可能性もあります。こうした課題に対して、電力システムには、再生可能エネルギーの出力制御に加え、大型の蓄電池を活用した調整が求められています。需要が少ないときは電力を蓄え、需要が多いときに供給することで、需給バランスを保つ仕組みです。

その中で私は営業技術として、発電設備や蓄電池、エネルギー管理システムなどを組み合わせ、電力の需給バランスを保ちながら安定した電力供給を実現するシステムを検討し、お客様へ提案しています。

Q. 仕事のやりがいは?

A.Nさん

私は過去に、沖縄県宮古島の来間島における地域マイクログリッドシステムの納入に関わりました。このシステムは、太陽光発電や蓄電池などを組み合わせ、平常時は効率的に電力を供給し、非常時には電力系統から切り離して地域内で自立的に電力供給を継続します。実際にこの地域で停電が発生した際は、地域マイクログリッドが稼働し、電力復旧まで地域への電力供給を維持した実績があります。
このようなシステムに関わることで、電力の安定供給を支える仕事の社会的な意義を実感し、その点にやりがいを感じています。

MESSAGE

大学で培った知識や考え方は、仕事のあらゆる面で活かされています。
例えば、機器の素材選定では材料学の知識、配電盤内の機器の放熱検討では熱⼯学の知識、蓄電池の充放電制御や電気回路のON/OFF制御では制御⼯学の知識が必要です。研究発表、論⽂作成の経験を通じて身につけた「分かりやすく説明する力」は日々の業務で役立っています。

就職活動では、まず業種や職種を幅広く見て検討し、その中で自分なりの軸を定めることが大切だと感じました。業界や仕事内容だけでなく、勤務地や休日、企業の安定性なども含めて、自分が何を重視するのか整理することが重要です。

※本インタビュー記事は取材当時のものです。

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