お客様のお役に立ち、信頼される会社であり続けられるよう、お客様の視点に立った活動を実施しています。

品質向上活動

品質方針

法令・規制要求事項および顧客要求事項を満たすことの重要性を理解し、顧客およびそれ以外の密接に関連する利害関係者に信頼される製品・施工・付帯サービスを技術と誠実な対応で提供するとともに、品質マネジメントシステムの継続的改善に努め、効果的に機能させることにより、顧客満足の向上を目指します。

品質保証体制

「システム製品の総合品質保証」 「お客様からのお問い合わせや不具合連絡への対応」「全社横断的な品質管理」の3つの機能を持った品質保証統括部が全社横断的な役割を担って、迅速で適切なお客様対応と品質の高い製品を目指して、品質保証と品質管理に取り組んでいます。

品質保証体制図

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品質向上のための各種取り組み

日新電機グループQA会議

過去に発生した不具合の再発防止策と不具合の未然防止策について日新電機グループで議論する場として、2015年度に日新電機グループQA会議を開始し、継続的な品質向上を目指して活動しています。


日新電機グループQA 会議

全社品質大会

各部門の品質改善の取り組みに学び、品質意識向上と改善に取り組むきっかけとして、全社品質大会を2012年度から日新電機グループで開始しました。年4回開催し、各地点をテレビ会議で結び、経営層を含め毎回200人以上が参加し、取り組みの紹介と活発な意見交換により、品質向上に向けた改善や不具合事例を共有し、品質意識の醸成を図っています。

3H 活動

3Hとは、はじめて(Hajimete)、変更(Henkou)、久しぶり(Hisashiburi)の頭文字で、ミスの起きやすい3Hの場面で、事前に課題に気付き、問題が発生しないように確認しながら仕事を遂行し、事故や不具合を未然に防止する活動で、海外グループ会社も含め当社グループ全体で活動に取り組んでいます。

製品安全審査(PSR:Product Safety Review)

安全な製品をお客様に供給し、かつ安全に使用していただくために、当社が製作および販売する製品の安全性について「技術的な配慮がなされているか」「保護装置などでの安全対策がとられているか」「警告表示により危険性が回避できるようになっているか」を設計段階と製造段階で審査しています。

日新電機グループ各社のISO9001認証取得状況

地域 会社名 初回登録年月 現行版 現行版の取得年月
日本 日新電機株式会社 本社 1996.6 2008年版 2010.4
前橋 1994.1 2008年版 2009.12
株式会社NHVコーポレーション 1995.4 2008年版 2010.7
日新イオン機器株式会社 1996.11 2008年版 2009.12
日本アイ・ティ・エフ株式会社 2004.1 2008年版 2010.1
日新パルス電子株式会社 2001.12 2008年版 2009.9
中国 北京宏達日新電機有限公司 2009.9 2008年版 2009.9
日新電機(無錫)有限公司 2005.4 2015年版 2016.9
日新(無錫)機電有限公司 2005.7 2015年版 2017.6
日新馳威輻照技術(上海)有限公司 2013.2 2008年版 2013.2
日新意旺高科技(揚州)有限公司 2013.10 2008年版 2013.1
日新高性能塗層(瀋陽)有限公司 2016.3 2008年版 2016.3
台湾 日亜電機股份有限公司 1996.2 2015年版 2017.6
タイ 日新電機タイ株式会社 1998.12 2008年版 2009.12
ベトナム 日新電機ベトナム有限会社 2007.12 2015年版 2017.2

日本の品質を海外でも GLOBAL

中国を拠点とする海外グループ会社で、3H活動を推進し、取り組みを共有して互いに学ぶことでさらなる改善につなげることを目的に、品質分科会を中国にて行っています。
こうした中国拠点での品質管理支援の経験を活かし、2016年度からは日新電機ベトナム(有)でも品質向上に向けた活動を開始しました。基本的な考え方の理解から、品質改善の継続実施、データの分析・管理方法などを、現地の文化的背景や状況に配慮しながら指導しています。平均年齢が27歳と若く、何事にも真剣に向き合う同社社員とともに、日々品質改善に取り組んでいます。


日新電機(無錫)有限公司で
開催した品質分科会

日新電機ベトナム(有)での
品質管理指導

お客様の声を改善へつなげる

さまざまな場面でお客様からご意見を集約

製品・サービスをよりよく改善するために、お客様からご意見をいただく場を設けています。

お客様からの不具合連絡やお問い合わせを受け付ける当社グループの窓口として、CSセンターを設置。お客様から寄せられた声を一元的に集約、分析して、各部門へフィードバックしています。また、製品出荷前の立ち会い検査は、お客様の声を直接聞くことができる貴重な機会であると捉え、積極的にコミュニケーションを図っています。

こうして集約した声を元に、当社の体制や体質を見直し、さらなる顧客満足度向上へ向けて、日々改善に取り組んでいます。

※  CSセンター:お客様からの不具合の連絡や問い合わせを受け付けるなどの初期対応を担う部署。

製品出荷前の立ち会い検査

メールマガジン「テクノレター」を配信

電気設備や監視装置についてのトラブル未然防止方法、お客様からの質問を基にしたQ&A、当社の技術情報、連休中の緊急連絡体制およびバックナンバーの紹介など、電子メールによる技術サポートをご希望のお客様に「日新電機からお客様へのテクノレター」を月2回配信し、コミュニケーションツールとして活用しています。

ライフサイクルエンジニアリングの推進

センサー技術を活かして操業を停めずに設備診断

ライフサイクルエンジニアリング事業では、当社グループの製品について、現地据付け調整工事から点検・修繕および設備診断までのライフサイクル全体にわたって、きめ細かいサポートを提供しています。特に近年、製品事故を未然に防ぐための設備診断に関心が高まり、停電状態で実施する従来の方法から、操業状態でより早く異常兆候を掴む「活線診断」が注目されています。

こうしたお客様のニーズにお応えするために、当社では最新のセンサー技術や診断装置を用いた設備診断メニューの充実を図っています。活線状態で設備の絶縁劣化による部分放電や接触不良による過熱、劣化の原因となる環境などの微妙な変化を捉え、事故・故障リスクの早期発見・処置につなげています。

今後さらに新たなセンサー類を開発し、ICT・IoTを活用した高度な状態監視診断で、より一層「お客様の安心と信頼」に貢献していきます。

※  ICT・IoT:「Information CommunicationTechnology」、「Internet of Things」の略。機器同士のネットワークを構築し、随時収集した情報をさまざまな物事に役立てようとする考え方。

ライフサイクル図

部分放電検出装置による
活線診断

お客様の課題を解決する製品・サービスの提供

下水処理施設で省エネに貢献

下水処理施設は暮らしを支える重要な社会インフラですが、処理過程で多くの電力を消費することが課題となっています。そこで当社は「新たな水処理制御技術による省エネ」「水処理資源の利活用による創エネ」「電源多様化による被災時のリスク軽減」など、さまざまなエネルギーソリューションを提案し、循環型社会の実現に貢献しています。

その一環として、2016年度には大和市北部浄化センター(神奈川県)にアンモニア態窒素常時監視システムを納入しました。同センターは神奈川県内の他市町村に先駆けての導入となりました。これにより、アンモニアセンサーを用いて下水処理プロセスのアンモニア態窒素濃度をリアルタイムに計測・監視することができ、運転管理が容易になりました。このシステムから得られるデータを用いてこれからも大和市と情報交換を継続し、放流する水質の安定と省エネの双方に貢献します。

当社はこれからも省エネやその他の環境保全ニーズなど、お客様の幅広いご要望に応えるシステム・装置を提案・設計・製作・施工し、信頼いただける企業を目指します。


アンモニア態窒素常時監視システムによる運転管理

受変電設備を学ぶ「お客様向け研修」の実施

2006年に「五感で学ぶ」というコンセプトで開設した技術研修所では、お客様を対象に受変電設備の保守に携わる電気技術者の育成を支援する研修を実施しています。2016年度はのべ5回開催し、計31人に参加いただきました。

研修は、実務経験豊富な当社技術者が講師を務め、日常業務では経験できない実習を中心に行うほか、受講者との交流を重視した内容となっています。


受電設備の停電、復電操作を
実機で学ぶお客様

お客様向け研修の内容

「受変電設備保守」コース(所要日数:2.5日)
1日目 受変電設備の基礎理論(机上研修)
2日目

主要機器の構造と取り扱い(机上研修・実習)

安全作業を学ぶ(机上研修・実習)

停電、復電操作の基本操作と注意点について、実機を使い、キュービクル式受電設備に6,600Vを課電した状態で行う実習。

電気設備の事故例と適切な保全業務(机上研修・実習)

絶縁劣化の兆候のある電力機器を教材にした、劣化診断装置での調査や配線端子の締付不良による過熱異常体験、サーモラベルの変色体験などの実習。

3日目

製品製造過程見学

電気設備の保守点検の要点(実習)

保護継電器の特性試験および遮断器の点検の実習。

電気設備の事故例とトラブル調査方法の解説(机上研修・実習)

人工的に高圧地絡事故を発生させた上での、継電器の動作、不要動作の体験や、制御電源の地絡点調査方法の実習。

技術交流会