コンプライアンスの基本方針

当社グループにおいて、コンプライアンス(法令・企業倫理の遵守)は経営の根幹を成すものであり、当社グループが今後存続・発展していくために不可欠の絶対的な基盤であると考えています。そのため、各種法令に十分対応し遵守していくとともに、「事業の精神」を礎にステークホルダーとの信頼関係構築を「行動の原点」として邁進し、「企業理念」の実現を目指します。
また、当社グループの中長期計画である「VISION2020」の達成に向け、一層のグローバル化を推進すべく、グループの事業活動や役員・社員一人ひとりの行動もさまざまな国の法律や文化・慣習・国際ルールなどに一層適合したものにしていきます。

コンプライアンス体制の整備

当社グループの「企業理念」・「行動の原点」・「事業の精神」に基づき「日新電機グループ企業行動憲章」を定めており、2017年11月の日本経済団体連合会の企業行動憲章の一部改定に伴い「日新電機グループ企業行動憲章」の一部改定の検討を進めています。コンプライアンスの一層の徹底のための施策や教育・啓発活動を「コンプライアンス委員会」が各職場・グループ会社の「エリア・コンプライアンス・マネージャー」と連携して推進しています。当社グループでは2009年以降現在まで約9年間、法令違反での罰則の適用はありません。

エリア・コンプライアンス・マネージャー:各職場でコンプライアンスの徹底に取り組む責任者。部門長やグループ会社社長などが選定される。

コンプライアンス体制図

内部通報制度の拡充

当社グループとしてセクハラ・パワハラなどを含めたコンプライアンスに関する問題を早期に把握・調査し自主的に是正・解決すべく、2004年に内部通報・相談窓口として「ヘルプラインデスク」を設置しました。以来、女性担当者、社外の弁護士の窓口を増設するとともに、当社の社外役員が通報・相談を受けるラインを開設し、制度の拡充を図ってきました。
「ヘルプラインデスク」への相談は2015年度14件、2016年度9件、2017年度11件寄せられており、問題が大きくなる前の自主的な是正・解決を図る礎となっています。

コンプライアンス教育の推進

2017年度は、国内グループ社員を対象にした「全国コンプライアンス研修会」をカルテル禁止の遵守徹底、最近の社会でのコンプライアンス違反事案、企業情報管理、パワーハラスメントの注意点などをテーマに実施しました。また、「役員・執行役員コンプライアンス研修会」で、働き方改革推進法案をテーマに研修を実施しました。
さらに営業社員などを対象とした「コンプライアンス懇談会」を、最近の社会におけるコンプライアンス違反事案の多発を踏まえ、例年4月を前倒しで一部2月に実施し、その違反事案につき説明した後、カルテル禁止の遵守徹底を指導したほか、日常の営業活動での法律に関する疑問点や悩みなどについて懇談しました。
また、贈収賄規制違反を防止すべく2017年4月1日に当社の規制と国内外グループの方針を定めた「贈収賄防止規程」を制定・施行した後、当社グループの全ての会社が同規程に基づく会社の社内規則の制定・施行を、2018年7月までに完了しました。


本社でのコンプライアンス研修会