株主の皆様へ(第161期報告書より)

平素は格別のご高配を賜りありがたく厚く御礼申しあげます。
ここに、当社の第161期(平成30年4月1日から平成31年3月31日まで)の事業概況に関する報告書をお届けいたしますので、ご高覧賜りますようお願い申しあげます。

第161期の期末配当につきましては、161期の業績結果を踏まえ、安定した配当の維持を基本に、今後の経営環境・業績見通しや配当性向・内部留保水準などを総合的に勘案した結果、1株当たり17円(前期は19円)の普通配当を実施することといたしました。
これにより、中間配当金15円(前期より4円増配)を含めました161期の年間配当金は、1株当たり年32円(前期より2円増配)であります。

当社グループは、2020年度の売上高1,800億円、営業利益180億円、ROA(総資産営業利益率)・ROE(自己資本利益率)いずれも10%超を目標とする中長期計画「VISION2020」を2016年4月にスタートさせました。
中間年度となる当期は、電力自由化や発送電分離などの電力システム改革を始めとする様々なダイナミズムをチャンスとして当社グループの事業拡大に繋げるべく、電力取引用を中心とした計器用変成器等の増産や、契約電力削減のためのピークカットや停電対策を実現するシステムUPS®を始めとした新製品の開発を実施しました。また、親会社の住友電気工業株式会社と共に、今後拡大が見込まれる大規模風力発電事業へのソリューション提案を展開してまいりました。
さらに、社長直轄の「企画開発部」を中心に、新市場開拓や新製品開発の取り組みを推進すると共に、スマート電力供給システム(SPSS®)を拡販すべく「SPSS推進部」を新設し、顧客へのソリューション提案を加速してまいりました。
2019年度は「VISION2020」の最終年度に向けた先行投資の総仕上げの年として、設備投資、研究開発投資、人的投資に従来以上に力を入れ、VISION2020の数値目標達成に向け、活動を進めてまいります。

株主のみなさまにおかれましては、今後とも引き続き、一層のご支援とご鞭撻を賜りますようお願い申しあげます。

令和元年6月
代表取締役社長 齋藤成雄