「日新」という社名の由来は、中国の古典である四書の一つ「大学」に記された、殷王朝（紀元前17～11世紀）の創始者である湯王が使っていた盤（洗面器）の銘文にあります。
名高い聖天子であった湯王は、毎朝使う洗面器に「苟に日に新にせば、日日に新に。又日に新なり」と刻み、自らを戒めました。これは、一日自分を新しくすることに努力した後は、次の一日一日も新たにし、さらに毎日新たにしていく――つまり、「少しでも新しくしようとする努力を、途切れなく続けなくてはいけない」という意味が込められています。
また、当社は住友電気工業から受け継いだコンデンサ事業をはじめ海外からも技術導入をしており、それらを基に独自の技術として確立し事業を展開してきました。
当社には、高い志と常に挑戦し続ける情熱で未来を切りひらくチャレンジ精神と、日々新しいことを目指し努力を怠らない不屈の精神、そして新たな発想を受け入れる柔軟な姿勢が受け継がれています。
当社の企業ロゴマークは、独自フォントによる社名を、イメージカラーである鮮やかな青色で配色したものです。
1984年には事業の広がりや将来性を感じられるよう、「人と技術の調和を図りながら、その未来に対し、限りなく広がる可能性を追求する当社の姿勢」を表現するグループスローガン「人と技術の未来をひらく」を制定しました。
前身となる日新工業社の「日」と
「工」を組み合わせたマークです。
グローバルを意識し、世界で誰もが読めるよう
英字ロゴをベースにしたデザインです。
日新電機グループは、「変える・変わる」という意味を込めた「日新一新」の合言葉のもと、ひと・組織・事業の変革に取り組んでいます。
2021年4月にスタートした当社グループの中長期計画「VISION2025」では、「多様な価値観が尊重され、チャレンジ意欲を持った活動ができる環境のもと、一人ひとりが社会に貢献していることを実感でき、確かな技術力で持続可能な未来を創造する会社」として、よりいい会社へと生まれ変わることを目指しています。
「VISION2025」のコンセプトイラストを広告デザインにも適用することで、社内外に同イメージを訴求し、日新電機ブランドの浸透を図ります。重要なキーワードである「日新一新」を合言葉に、当社グループは変化への姿勢・変わっていくという強い意志で、これからも社会に貢献してまいります。
