お客様からの信頼のために

S社会

お客様のお役に立ち、信頼される会社であり続けられるよう、お客様の視点に立った活動を実施しています。

品質向上活動

品質方針

法令・規制要求事項および顧客要求事項を満たすことの重要性を理解し、顧客およびそれ以外の密接に関連する利害関係者に信頼される製品・施工・付帯サービスを技術と誠実な対応で提供するとともに、品質マネジメントシステムの継続的改善に努め、効果的に機能させることにより、顧客満足の向上を目指します。

品質保証体制

「システム製品の総合品質保証」 「お客様からのお問い合わせや不具合連絡への対応」「全社横断的な品質管理」の3つの機能を持った品質保証統括部が全社横断的な役割を担って、迅速で適切なお客様対応と品質の高い製品を目指して、品質保証と品質管理に取り組んでいます。

品質保証体制

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品質向上のための各種取り組み

安全・品質向上を目指しプロジェクト始動

安全と品質について、社員一人ひとりがその重要性を十分に理解し、それが自然と行動になって表れるよう「安全・品質を第一に考える文化と風土の定着と浸透」に取り組むことをコンセプトに、「安全・品質強化プロジェクト」を2018年6月に発足させました。このプロジェクトでは、「監査機能」+「改善機能」の2つの機能によりPDCAを早く回し、仕事のレベル向上を目指します。
品質向上に関しては、各現場(営業、設計、製造・検査、運輸、据付・調整)を実査し、ISO9001や品質基準の遵守状況、不具合連絡・仕損じの是正処置の定着状況の確認などを行い、業務フローの抜本的見直しなどの指摘・改善提案を行っています。

全社安全・品質大会

従来は安全と品質に分けて別日程で行っていた「全社安全・品質大会」を2018年度より同日共同開催しています。
本社と前橋製作所のそれぞれの開催日では、各支社・支店などをテレビ会議システムでつなぎ、品質改善に向けた取り組み事例の紹介や活発な意見交換が行われました。


品質意識を統一するQCコール

日新電機グループQA会議

過去に発生した不具合の再発防止策と不具合の未然防止策について日新電機グループの品質保証部門のメンバーが議論する場として、2015年度に日新電機グループQA会議を開始し、継続的な品質向上を目指して活動しています。


日新電機グループQA 会議

3H 活動

「3H」とは、「はじめて(Hajimete)、変更(Henkou)、久しぶり(Hisashiburi)」の頭文字で、安全・品質における事故・不具合を未然に防止する活動のことです。
新たにスタートした「安全・品質強化プロジェクト活動」において、8部門の工場(製造・検査作業)の安全・品質面を直接実査するとともに、「3H活動」の取り組みや定着状況についてのヒアリングを行いました。
特に緊急性の高い「すぐにでも災害・事故につながる(緊急)事象、および、災害・事故につながる可能性の高い(危険認知)事象」に対し、各部門へ早急な是正改善を指示した後、対策改善を実施。また、設計部門の品質実査では、設計検証時のデザインレビューや課内検討会が「3H」視点で活動できているかを実査しました。
今後も引き続き、安全・品質強化プロジェクト活動を通じて「3H」活動の定着状況を実査し、当社グループ全体で安全維持と品質向上に努めていきます。

製品安全審査(PSR:Product Safety Review)

安全な製品をお客様に供給し、かつ安全に使用していただくために、当社が製作および販売する製品の安全性について「技術的な配慮がなされているか」「保護装置などでの安全対策がとられているか」「警告表示により危険性が回避できるようになっているか」を設計段階と製造段階で審査しています。

日新電機グループ各社のISO9001認証取得状況

地域 会社名 初回登録年月 現行版 現行版の取得年月
日本 日新電機株式会社 本社 1996.6 2015年版 2018.3
前橋 1994.1 2015年版 2018.3
株式会社NHVコーポレーション 1995.4 2015年版 2017.8
日新イオン機器株式会社 1996.11 2015年版 2018.1
日本アイ・ティ・エフ株式会社 2004.1 2015年版 2017.8
日新パルス電子株式会社 2001.12 2015年版 2017.10
中国 北京宏達日新電機有限公司 2009.9 2015年版 2017.10
日新電機(無錫)有限公司 2005.4 2015年版 2016.9
日新(無錫)機電有限公司 2005.7 2015年版 2017.6
日新馳威輻照技術(上海)有限公司 2013.2 2015年版 2018.9
日新意旺高科技(揚州)有限公司 2013.10 2015年版 2017.10
日新高性能塗層(瀋陽)有限公司 2016.3 2015年版 2018.1
台湾 日亜電機股份有限公司 1996.2 2015年版 2017.6
タイ 日新電機タイ株式会社 1998.12 2015年版 2018.9
ベトナム 日新電機ベトナム有限会社 2007.12 2015年版 2017.2

日本の品質を海外でも GLOBAL

中国を拠点とする海外グループ会社でも品質向上活動を推進し、取り組みを共有して互いに学ぶことでさらなる改善につなげるために、安全・品質大会を開催しています。
こうした中国での品質管理活動の経験を生かし、2018年度は、日新電機ベトナム(有)で塗装工程を重点的に指導。日本で実績のある作業方法や、設備運用、冶具、品質チェックをもとに、現地の作業員と一緒に見直しや改善を行いました。


日新電機(無錫)有限公司で
開催した安全・品質大会

日新電機ベトナム(有)での
品質管理指導

改善内容に関する活発な議論

お客様の声を改善へつなげる

集約・分析したお客様の声を迅速に各部門へフィードバック

お客様からのさらなる信頼を得るために、当社グループではCSセンターを設置し、お問い合わせや不具合連絡などを伺っているほか、製品出荷前の立ち会い検査は、お客様の声を直接伺うことができる貴重な機会であると捉え、お客様アンケートを実施しています。
ご質問やご依頼などには、専用用紙に内容と回答期限を記入して迅速に対応する体制を再構築し、お客様の声を一元的に集約・分析して各部門へフィードバックすることで、製品・サービスの改善と、さらなるお客様満足度の向上に取り組んでいます。


お客様との意見交換

メールマガジン「テクノレター」を配信

電子メールによる技術サポートをご希望のお客様に「テクノレター」を定期配信し、コミュニケーションツールとして活用しています。
電気設備のトラブル未然防止方法や、お客様からの質問をもとにしたQ&A、当社の技術情報の紹介のほか、連休中の緊急連絡体制についてなど、2003年の配信開始時から回を重ね、2019年3月末現在では約500社600名のお客様にご愛読いただいています。

ライフサイクルエンジニアリングの推進

積み上げた設備診断技術とIoTを使った診断システムの提供

当社グループでは、現地据付け調整工事から点検・修繕および設備診断までのライフサイクル全体にわたって、きめ細かいサポートを提供しています。
新たな取り組みとして、2018年10月に「設備診断プロジェクト室」を立ち上げ、これまでスポット的に実施してきた設備の活線診断だけでなく、各種のセンサーを常時お客様の設備に取り付けて設備の見守りと保守作業の一部を効率化する、IoTなどを活用した設備診断サービスのシステム開発に取り組んでいます。
このシステムは、得られたデータのトレンド管理や、当社独自のアルゴリズムによる機器診断分析結果をご提供するもので、保守・メンテナンスの効率化など電気設備の安定運用に貢献します。
現場での点検作業では、これまで人の手で行っていたリレー単体試験に自動試験装置を導入するなど、安全・品質の向上や作業時間の短縮・効率化を実現することで、生産性向上を図っています。
今後も「お客様の安心と信頼」にこたえるライフサイクルエンジニアリング事業の充実を図っていきます。

※  IoT:「Internet of Things」の略。機器同士のネットワークを構築し、随時収集した情報をさまざまな物事に役立てようとする考え方。

ライフサイクル図

自動試験装置による点検作業

電子線照射装置の点検

(株)NHVコーポレーションが製造する電子線照射装置は、世界31カ国に400台以上が納入され、お客様の生産や研究に使用されています。その多くは一年中稼働しており、安定した性能を発揮するために定期的な点検が重要です。(株)NHVコーポレーションでは、お客様の生産や研究活動に合わせて米国拠点・中国拠点と協力し合い世界31カ国に出向して点検を行うとともに、装置の重要部品の老朽化や、万一の際の早期復旧のために必要な予備品の情報提供や提案を行っています。

運転記録データの蓄積や通信手段を活用したリモートメンテナンスなどもお客様と検討を進めています。

これからも定期的な点検により、お客様の生産や研究活動の安定的な継続を支えていきます。

お客様の課題を解決する製品・サービスの提供

工場全体のエネルギー最適運用をサポート

当社は、電力の安定供給、省エネ、CO2 排出量削減を実現するソリューションを「SPSS(Smart Power Supply Systems:スマート電力供給システム)」として推進しています。
ダイキン工業(株)様の滋賀製作所にも、工場全体のエネルギー最適運用を目指したステップアップをご提案。これまで当社がサポートしてきたシステムをさらに活用して省エネ活動を加速したいとのご意向から、生産ラインに着目し、エネルギー原単位の見える化に取り組みました。
これにより、従来は管理困難だった生産性の変化にリアルタイムに気付くことが可能になりました。原単位率悪化の兆候が見られた場合、分析グラフで電力消費の内訳を確認して隠れたムダを把握できるため、省エネPDCAの取り組みに貢献します。
さらに、社員がいつでも省エネ改善を意識できる環境にしたいとのご要望から、総合事務所でも原単位が見えるよう改善しました。
今後も、さらなる省エネ活動をサポートしていきたいと考えています。

※  エネルギー原単位:一定量の製品を生産するのに必要な、エネルギーの量を表す単位。

原単位の見える化でダイキン工業(株)様
滋賀製作所の省エネをサポート

受変電設備を学ぶ「お客様向け研修」の実施

2006年に「五感で学ぶ」というコンセプトで開設した技術・技能育成センターでは、お客様を対象に受変電設備の保守に携わる電気技術者の育成を支援する研修を実施し、2018年度はのべ4回開催し、計39人に参加いただきました。

研修は、実務経験豊富な当社技術者が講師を務め、日常業務では経験できない実習を中心に行うほか、受講者様との交流を重視した内容となっています。

2019年度からは新しく開所した日新アカデミー研修センターにて実施することで、より充実した実習が可能となり、お客様における運用への貢献度が高まることを期待しています。

お客様向け研修の内容(例)

「受変電設備保守」コース(所要日数:2.5日)
1日目 受変電設備の基礎理論(机上研修)
2日目

主要機器の構造と取り扱い(机上研修・実習)

安全作業を学ぶ(机上研修・実習)

停電、復電操作の基本操作と注意点について、実機を使い、キュービクル式受電設備に6,600Vを課電した状態で行う実習。

電気設備の事故事例と適切な保全業務(机上研修・実習)

絶縁劣化の兆候のある電力機器を教材にした、劣化診断装置での調査や配線端子の締付不良による過熱異常体験、サーモラベルの変色体験などの実習。

3日目

製品製造過程見学

電気設備の保守点検の要点(実習)

保護継電器の特性試験および遮断器の点検の実習。

電気設備の事故例とトラブル調査方法の解説(机上研修・実習)

人工的に高圧地絡事故を発生させたうえでの、継電器の動作、不要動作の体験や、制御電源の地絡点調査方法の実習。

技術交流会