社会からの信頼のために

S社会

次世代を担う技術系人材の育成をはじめ、地域との共存を目指して、さまざまな社会貢献活動にグループを挙げて取り組んでいます。

日新電機グループの社会貢献活動

社会貢献活動の基本方針

日新電機グループは、社会の一員として、より良い社会の実現を目指して積極的に社会貢献活動に参画していきます。

取り組みの重点分野

1)技術系人材の育成
2)京都を中心とした歴史的文化財の保護
3)地域の環境保全活動への協力

(公財)日新電機グループ社会貢献基金の活動

2017年の当社創立100周年を記念し、京都で永きにわたり事業を続けてこられた恩返しを込めて、「日新電機グループ社会貢献基金」を設立しました。当社グループは同基金を通じて、社会とより一体となった事業運営を目指しています。

一般財団法人 日新電機グループ社会貢献基金

事業内容

1) 技術系人材の育成
国内外の学生・生徒を対象とした給付型奨学金制度の運用
技術系人材の裾野拡大に向けた諸活動
2) 京都を中心とした歴史的文化財の保護
3) 地域の環境保全活動への協力
4) その他 設立の主旨に沿った活動

技術系人材の育成

技術系大学院生のための給付型奨学金制度

(公財)日新電機グループ社会貢献基金では、技術系大学院修士課程の2年間を対象とした給付型奨学金制度を運営しています。
2021年度は、電気系、プラズマ応用系、情報系、材料・機械システム系の研究を行う学生28人に給付を行いました。
同基金は、コロナ禍により経済的困難を抱える学生が増加しているなか、高度な技術を身に付けようと向上心に燃える優秀な学生への支援を通じて、未来の産業を支える人材の育成に貢献していきます。

給付型奨学金

奨学生交流会の開催

(公財)日新電機グループ社会貢献基金では、同分野の研究を行う奨学生同士や社会人との交流を深め切磋琢磨する場として、「奨学生交流会」を2016年度から毎年開催しています。2021年度もオンラインで開催し、奨学生による1年間の研究内容やその成果などについての報告と質疑応答を実施し、今後の活躍のためのアドバイスやエールを送りました。

2021年度奨学生交流会

技術交流会の開催

コロナ禍によりこれまで全てオンラインでの交流となっていた第6期奨学生については、2021年12月に希望者を対象とした「技術交流会」を開催し、(公財)日新電機グループ社会貢献基金と当社グループの紹介、工場と日新アカデミー研修センター実習棟の見学、奨学生と社員との懇談会を実施しました。

変圧器工場の見学
奨学生と社員との懇談会

技術系人材の裾野拡大に向けた活動

京都STEAM女子応援セミナーへの協力

女子中高生のSTEAM分野の学部・仕事に対する関心・理解を深め、進路選択の幅を広げることを目的に京都府が開催している「京都STEAM女子応援セミナー」に、(公財)日新電機グループ社会貢献基金より寄付を行いました。セミナーには当社の女性技術者が参加し、中高生や保護者からの質問に応じたりアドバイスを行いました。

STEAM:Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Art(芸術)、Mathematics(数学)。
中高生の質問にアドバイス

京都女子大学との包括的連携・協力協定の締結

当社は、京都女子大学が2023年度にデータサイエンス学部(認可申請中)を開設することに併せ、教育・研究、人材育成に関する包括的連携・協力協定を、同学と2021年7月に締結しました。本協定を基に当社グループは、課題解決学習への協力やインターンシップ受け入れなどを通じて、将来必要とされる人材の育成や技術の向上・実用化に貢献していきます。

小学生理科教室の開催と舞鶴市イベントへの協力

子どもたちの理科離れという課題解決に貢献するため、当社では、小学生理科教室の開催と、自治体などの環境学習・体験教室への協力を実施しています。2021年度は、環境落語「下水道根問」と座学「水のおはなし」による理科教室を開催し、水と環境の大切さを楽しく学べる機会を提供しました。また、舞鶴市主催のSDGs発信事業「お笑いを通したSDGsの取組」に「足こぎ発電体験」ブースを出展し、参加者に発電の大変さと電気の大切さを体感してもらいました。

小学生理科教室での環境落語
足こぎ発電体験

オンライン国際競技への協力 GLOBAL

(公財)日新電機グループ社会貢献基金は、(特非)アントレプレナーシップ開発センターがホストとして世界大会を開催している国際競技「Global Enterprise Challenge」への助成を行っています。この国際競技は、青少年のイノベーションへの興味を喚起するために高校生・高専生を対象に実施されています。参加者はチームを結成し、環境・エネルギー・産業・災害対策・教育など世界が共有する課題について、事業として継続可能な形でどのように解決するかを英語でまとめて提出し、評価・審査されます。

2022年国内予選トップ入賞チーム

プログラミング教室への協力

(公財)日新電機グループ社会貢献基金は、放課後や長期休暇中の子どもの居場所づくりのためプログラミング教室を開催している(特非)Creative Adventureに助成を行っています。2021年度の助成金は、夏休みなどに開講された教室で活用されました。

プログラミング体験教室

ロボット工作教室への協力

京都府が主導する「子どもの能力開発・脳科学研究プロジェクト」の一環として開催されている、(特非)架け橋mirai主催のロボット工作教室「KakeRoboものづくり教室」に、(公財)日新電機グループ社会貢献基金から継続して助成を行っています。

タイ・ベトナムの中学生への奨学金支援GLOBAL

(公財)日新電機グループ社会貢献基金では、タイ・ベトナムの学生に対して奨学金支援を行っています。(公財)民際センターの「ダルニー奨学金」への寄付を通じて、貧しい地域の子どもたちの中学就学を支援しています。


ダルニー奨学金証書

そのほかの取り組み

インターンシップの受け入れ GLOBAL

当社グループでは、大学・高専のインターンシップを受け入れています。
グループワークと社員交流中心のプログラム体験を通じて、参加者の仕事や製品への興味を引き出すことができるよう、多くの部署が協力して実施しています。

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、2021年度は本社での実施とあわせてオンラインでも実施しました。

また、日新電機タイ(株)では、大学からの依頼に基づいてインターンシップを毎年受け入れており、社員の指導のもと、それぞれの職場・現場で、実際の製品での実習を行っています。

本社でのグループワーク
日新電機タイ(株)での
インターンシップ

工場見学の受け入れ

九条工場や前橋製作所では近隣小学校の工場見学を受け入れています。前橋製作所では超高圧試験所での人工雷を体験できます。

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、2020年度・2021年度は中止しました。
工場見学(2019年度撮影)

職業体験の受け入れ

当社グループでは中学生や高校生の職業体験を受け入れています。
装置、機器の設計・検査や一部組み立て現場で、「職業」と「会社で働くことに対する心構え」を体験できます。

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、2020年度・2021年度は中止しました。

同志社大学との技術懇談会

当社では同志社大学の産学連携組織であるリエゾンオフィスと共に、「産学連携・技術懇談会」を実施しています。同懇談会は、技術交流を目的に大学と企業がそれぞれの持ち味を活かしたテーマを取り上げ、参加者の知的好奇心を刺激するものと自負しています。

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、2021年度はオンラインで開催しました。

大学への講義協力

大阪大学基礎工学部、岡山大学工学部、徳島大学大学院創成科学研究科にて講義協力を行っています。

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、2021年度は大阪大学と徳島大学ではオンラインで実施しました。
岡山大学での特別講義

京都を中心とした歴史的文化財の保護

文化財保護団体・事業への支援

京都府との連携

(公財)日新電機グループ社会貢献基金では、京都府域の文化財保護整備のための連携協定を2018年度に締結し、寄付による支援を継続して行っています。
2021年度は、国の重要文化財「京都府庁旧本館」の修理・整備に関する継続事業や、中庭の美観向上、また「文化財を守り伝える京都府基金」の事業に活用されました。

京都府庁旧本館中庭のしだれ桜

京都市、(公財)京都市景観・まちづくりセンターとの連携

(公財)日新電機グループ社会貢献基金は、2017年度に締結した京都市と(公財)京都市景観・まちづくりセンターとの三者連携協定に基づき、継続的な寄付を実施しています。2021年度に行った寄付は、「国名勝 無鄰庵庭園」の「恩賜稚松の記」石碑の修理ほか、京都市指定・登録文化財の修理や京町家の保全・継承のための改修事業に活用される予定です。

無鄰庵「恩賜稚松の記」石碑

京都市立芸術大学の文化財保存修復分野への支援

(公財)日新電機グループ社会貢献基金は、2021年6月に京都市立芸術大学と京都市との三者協定を締結し、同学の支援制度「未来の芸術家支援 のれん百人衆」を通じた文化財修復の推進と修理技術者の育成に、さらなる支援を実施しています。

石村亭の維持保存・活用

文豪・谷崎潤一郎より譲り受けた邸宅「石村亭」の維持保全活動に努めています。

ヨーロッパのテレビ番組取材への協力

フランス・ドイツのテレビ局Arteの旅行番組「Invitation au Voyage」で、京町家や日本の伝統家屋の美とその保存に関する特集があり、当社はインタビュー取材に協力し、谷崎から「石村亭」を譲り受けた経緯や、亭内や庭など当時の佇まいを変えずに守り続けている姿を紹介しました。

石村亭の母屋を紹介

地域の環境保全活動への協力

森林保全活動への協力

京都と前橋での「日新電機の森」保全活動

当社グループと(公財)日新電機グループ社会貢献基金は、森林整備に関する協定に基づき、京都府南丹市と群馬県前橋市の赤城山南麓にそれぞれ「日新電機の森」を設けて森林保全活動を行っています。赤城山の県有林では、一部区域にクロマツの植え付けを実施しました。今後はさらなる植栽を進めるとともに下草刈りなどの保育作業を行う予定です。

クロマツの植栽

ごみ削減活動・清掃活動への協力

祇園祭ごみゼロ大作戦

(一社)祇園祭ごみゼロ大作戦が主催する、祇園祭期間中のごみを減らす取り組みに協力しています。当社グループからボランティアが参加し、路上清掃や露店で活用を進めているリユース食器の回収所への返却・ごみの分別の呼びかけなどを行っています。

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、2020年度・2021年度は中止しました。
四条通りでのごみ分別回収協力の
呼びかけ(2019年度撮影)

地域の清掃活動

「ラブアース・クリーンアップ」(福岡市)や「早朝クリーン作戦」(鳥栖市)、「環境美化の日」(甲賀市)、しものせき美化美化大作戦(下関市)、加古川みなもロードクリーン作戦(高砂市)などの地域の清掃活動への協⼒や、毎⽇各職場の輪番制で工場外周の掃除を⾏うなど、積極的に社員が参加して取り組んでいます。

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、2020年度・2021年度の「ラブアース・クリーンアップ」「環境美化の日」の活動は中止しました。
加古川みなもロードクリーン作戦

地域活動への協力・コミュニケーション

地域とのコミュニケーション

ちびっこ剣道教室

本社の体育館を利用し、当社剣道部員の指導による「ちびっこ剣道教室」を開催しています。子どもたちが剣道に対する知識と興味を深めるとともに、稽古や試合を通じて交流を深める機会を提供しています。

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、2020年度・2021年度は中止しました。

ちびっこ剣道教室(2019年度撮影)

地域交流の場に

前橋製作所では、敷地内にある約50本の桜並木に提灯を飾り、地域の人々にお花見の場を提供しています。

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、2020年度・2021年度は中止しました。
提灯を飾った桜並木(2019年度撮影)

寄付活動

当社グループ社員が協力して寄付する活動に取り組んでいます。

ベルマークの寄付

ベルマークやベルマークへの交換が可能な使用済みインクカートリッジを回収しています。近隣の小学校に寄付し、学校の備品購入に役立てられています。

本社で収集したベルマークや
使用済みインクカードリッジ

京都モデルフォレスト協会の緑の募金に協力

2016年度より(公社)京都モデルフォレスト協会が行っている緑の募金に協力しています。一人ひとりが京都の森を守るためにできる活動として当社グループ社員からの参加を募り、集まった募金は、森林づくりや緑化運動、環境学習などに役立てられています。また、募金の返礼品として、協会より京都の森から生まれた温かみがある木製品が贈られます。

返礼品の木製品

ニチバン巻心ECOプロジェクトに協力

東京支社では、ニチバン(株)が⾏っている「ニチバン巻⼼ECOプロジェクト」に参加し、使い終わった粘着テープの巻⼼回収活動を行っています。このエコ活動で集まった巻⼼は、古紙回収業者に買い取ってもらい段ボールに再生されます。その利益と巻⼼の個数に応じたニチバンからの支援⾦は、国内外の森の植樹活動に役⽴てられています。
また、プロジェクトへの参加のお礼として、主催者であるニチバン(株)と環境NGO「イカオ・アコ」より感謝状と花の種が贈られました。

回収した巻心
感謝状と花の種

台湾で慈善団体に協力 GLOBAL

台湾の買い物レシートには一連の番号が印字され、抽選で大金が当たります。日亜電機股份有限公司は、当選金を貧困や病気に苦しむ人の支援にあてる慈善団体「創世基金会」に協力すべく、2006年から社員食堂に収集箱を設置し、集めたレシートを送っています。


レシートの収集箱

スポーツ・文化芸術振興支援

京都サンガF.C.

Jリーグ「京都サンガF.C.」にオフィシャルスポンサーとして協賛しています。

「サンガスタジアムby KYOCERA」に社名広告を掲出

京都マラソン

京都マラソンの「環境先進都市・京都」「東日本大震災復興支援」という趣旨に賛同するとともに、社員の健康増進のため、2012年の第1回より協賛しています。

2022年はオンラインマラソンに協賛しました。
日新電機前を駆け抜けるランナー
(2018年度撮影)

大阪・関西万博

2025年日本国際博覧会(略称:大阪・関西万博)の「いのち輝く未来社会のデザイン」を実現するという趣旨に賛同し、(公社)2025年日本国際博覧会協会に2億円の寄付を行っています。