株主の皆様へ(第162期報告書より)

平素は格別のご高配を賜りありがたく厚く御礼申しあげます。

第162期の期末配当につきましては、第162期の業績結果を踏まえ、安定した配当の維持を基本に、今後の経営環境・業績見通しや配当性向・内部留保水準などを総合的に勘案した結果、1株当たり16円(前期は17円)の普通配当を実施することといたしました。
これにより、中間配当金16円(前期より1円増配)を含めました第162期の年間配当金は、1株当たり年32円(前期と同額)であります。

当社グループは、2020年度の売上高1,800億円、営業利益180億円、ROA(総資産営業利益率)・ROE(自己資本利益率)いずれも10%超を目標とする中長期計画「VISION2020」を2016年4月にスタートさせました。
その4年目となる当期は、期初時点から高精細・中小型FPD(フラットパネルディスプレイ)製造用イオン注入装置の大幅な減収が見込まれる厳しい状況の中ではありましたが、「VISION2020」目標達成のためにラストスパートをかける年度と位置づけ、社長直轄の「企画開発部」を中心に取り組んできた新市場開拓や新製品開発を加速しその成果を受注に繋げ、また、これまでの拡販活動の成果である電力機器事業の豊富な受注残高を着実に生産・売上拡大に結び付けることなどを重点課題として取り組んでまいりました。同時に、安全・品質を第一に考える企業文化・風土の定着を図りつつ、中長期的な事業規模拡大に向け、生産性向上のために全員参加の改善活動による業務プロセスの抜本的見直しを進めると共に、生産体制整備及び合理化のための設備投資を積極的に推進しました。
新型コロナウイルス感染症の世界的な流行により内外の経済は急速に悪化し、2020年度は厳しい状況が続くことが予想されます。当社グループは全社員が一丸となってこの難局を乗り切り、将来の成長に向けて全力を尽くす所存でございます。

株主のみなさまにおかれましては、今後とも引き続き、一層のご支援とご鞭撻を賜りますようお願い申しあげます。

2020年6月
代表取締役社長 齋藤成雄