ニュースリリース
グローバル化の「架け橋」よ育て!~海外短期トレーニー制度開始~
日新電機株式会社(本社:京都市右京区、社長:小畑英明)は、若手・中堅社員の海外経験を増やしグローバルリーダーを育成することを目的として、グループ内の海外法人で3~6ヶ月の間研修を通じて、異なる商習慣や文化を吸収する「海外短期トレーニー制度」を2013年8月より開始いたしました。
当社グループの海外ビジネスは急速に拡大しており、中長期経営計画「ビジョン2015」において2015年度の海外売上高比率50%を目指しています。そのための施策を実行するにあたり、日本人社員のグローバル化を課題として挙げています。
海外で働く従業員はグループ全体で43%にのぼっており、海外拠点と本社の交流の一層の促進のため、日本人社員が日常業務を離れ、海外で実地経験を積み、日本とは異なる商習慣、風土や文化を体験するしくみとして、本制度を立ち上げました。
トレーニーになるには、部門長による推薦を必要とし、総務人事部による選考を経て任命されます。2012年11月に多様な人材育成をミッションとして新設した「人材開発部」が出発前教育を全面サポートし、語学、異文化などを学べる体制を整えました。トレーニーは自らの取り組み課題を持ち、受け入れ先の協力を得ながら活動を行い、帰国後に成果を報告します。第一陣として、20代後半から30代前半の社員2名が8月にタイの現地法人に出向しました。現地のマーケティングやアフターサービスを把握し、事業拡大のアイデアを練り上げていきます。
制度開始以来、複数の事業部から応募があり、9月には台湾、ベトナムに1名ずつ出発予定、10月にはタイに1名の派遣が決まっています。今後は社内公募枠も設けて年間十数人に拡大し、グローバル化のリーダーとしての人材に厚みを持たせていきます。
受け入れ先の課題解決にも寄与するようなWIN-WINのテーマ設定ができる「架け橋人材」を育てることで、グループ全体での連携強化を目指します。
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