ニュースリリース
京都を中心とした歴史的文化財の保護に協力 社会貢献の一環として、京都府に100万円を寄付
日新電機株式会社(本社:京都市右京区、社長:小畑英明)は、京都府の歴史的文化財の保護に協力するため、京都府に金100万円を寄付しましたのでご報告いたします。4月22日に京都府庁にて寄付贈呈式があり、社長の小畑より山田京都府知事へ寄付金を贈呈しました。ふるさと寄附金「文化財を守り伝える京都府基金」にお役立ていただきます。
当社は文豪谷崎潤一郎の旧邸「石村亭」(京都市左京区)を保有しており、譲渡時の谷崎との約束を守り維持保存に努めています。2014年度には築100年の母屋を修理し、2015年度には庭の整備を進めるなど、維持保存に必要な修理を行ってきました。地元京都には、文化的価値を有しながら、同様に修理が必要な建造物が他にもあるものと考え、社会貢献活動の一環として京都府に協力を申し出ました。
今回の寄付は、今年1月に京都市の「未来へつなぐ歴史的建造物等計画的修理事業」に寄付したことに続く取り組みです。京都に根差した企業として、また谷崎潤一郎の旧邸「石村亭」を守り続けてきた企業として、今後もこのような取り組みを重ねていきます。
4月22日の贈呈式にて
京都府の山田知事(右)と当社代表取締役社長の小畑(左)
<ご参考>
●日新電機の社会貢献活動
当社は、本業を通じた社会への貢献は当然のこととして、社会の一員として、より良い社会の実現を目指して積極的に社会貢献活動に参画していきたいと考えています。2017年4月に創立100周年を迎えるこの機会に社会貢献活動の方針を見直し「京都を中心とした歴史的文化財の保護」をはじめ「電気系エンジニアなどの人材育成」や「地域の環境保全活動への協力」を取り組みの重点に位置付けました。
●石村亭
世界遺産「下鴨神社・糺の森」に面した日新電機の迎賓館。商家の隠居所として1911(明治44)年頃に建てられた木造瓦葺きの平屋建てで、書院造りの客間、数寄屋造りの次の間などがある母屋に、離れ家と茶室、洋館が付属しています。
文豪谷崎潤一郎が「潺湲亭(現:石村亭)」と名付けてこよなく愛した邸宅で、1949(昭和24)年4月から7年間過ごしました。そこで、『少将滋幹の母』『鍵』などの名作を残しました。小説『夢の浮橋』の主人公・糺が住む「五位庵」は同邸がモデルです。
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日新電機株式会社 総務部CSR担当 (075)864-8342