ニュースリリース
京都の歴史と文化を未来へ 平安京羅城門模型移設プロジェクトに協力
日新電機株式会社(本社:京都市右京区、社長:小畑英明)は、京都の文化財保護事業への協力の一環として、「平安京羅城門模型移設プロジェクト」に10万円を寄付しました。
今回の寄付は、京都の寺社や大学などでつくる「明日の京都 文化遺産プラットフォーム」(京都市中京区)の事業に賛同したものです。プロジェクトはすでに完了しており、羅城門復元模型は2016年11月より京都駅前北口広場に展示されています。
(写真提供:明日の京都 文化遺産プラットフォーム)
当社は今年(2017年)4月11日に創立100周年を迎えます。100周年にあたり、創業以来当社の事業を育んでくれた、京都をはじめとする地域社会へ一層貢献していきます。
また、当社は文豪谷崎潤一郎の旧邸「石村亭(せきそんてい)」(京都市左京区)を保有しており、譲受時の谷崎との約束を守り、以来60年以上、維持保存に努めています。
こうした活動から、当社では、社会貢献活動の取り組み重点分野の一つに「京都を中心とした歴史的文化財の保護」を定めており、この方針に基づいて、主旨に賛同できる団体・事業等への寄付を積極的に進めています。
京都に根差した企業として、また谷崎潤一郎の旧邸「石村亭」を守り続けてきた企業として、今後も文化財保護への協力を続けていきます。
以上
【ご参考】
・平安京羅城門模型移設プロジェクト( http://tomorrows-kyoto.jp/press/2016/3494/)
1994年(平成6年)平安建都1200年記念事業の「甦る平安京」展に出品された羅城門復元模型(10分の1)を、保管されていた近隣の商業施設(メルパルク京都)地下より京都駅前広場に移設展示するプロジェクト。2016年11月に移設完了。
・明日の京都 文化遺産プラットフォーム( http://tomorrows-kyoto.jp/)
古都京都における有形・無形の文化遺産や伝統文化を毀損することなく後世へ継承し、未来に向けてその存在価値を高めていくことを目的に活動されている特定非営利活動法人。
・石村亭(せきそんてい)※非公開
文豪・谷崎潤一郎が「潺湲亭(せんかんてい)」と名づけこよなく愛した邸。生涯で40回以上引っ越しをした同氏が、1949年(昭和24年)4月からおよそ7年間、住まわれた邸宅。1956年(昭和31年)に当社が縁あって譲り受け、その際に同氏が「石村亭」と命名。現在は当社迎賓館として使用しています。
お問い合わせ先
〒615-8686 京都市右京区梅津高畝町47番地
日新電機株式会社 経営企画部広報グループ (075)864-8849