2017.04.12
グループ企業理念を再構築 「事業の精神」を新たに制定

日新電機株式会社(本社:京都市右京区、社長:小畑英明)は、創立100周年を機に、さらなる企業価値の向上および企業理念に基づく経営強化を目指し、創立記念日の4月11日付で「グループ企業理念」を再構築し、新たに「事業の精神」を制定いたしますので、お知らせいたします。

今後は、新たな「グループ企業理念」の実現に向け、グループ全従業員が一丸となって、さまざまな企業活動に取り組んでいきます。

当社グループは、これまで2006年に制定した企業理念を基本として経営に取り組んできましたが、グローバル化や人材の多様化、世代間のギャップが進むなか、さらなる成長を実現するために、より当社グループらしい「企業理念」をグループ全従業員で共有し、行動していくことが必要となりました。

そこで創立100周年を機に、従来の企業理念を進化させ、次代の成長に向けた原動力とするべく、創業より引き継がれてきた当社グループの遺伝子(DNA)を「事業の精神」として新たに制定し、下図の通り「企業理念」「行動の原点」「事業の精神」の3つの要素で「グループ企業理念」を再構築しました。

企業理念

当社グループの目指す姿を示しています。公共や産業の分野に向け、社会のニーズや顧客の期待を超える製品・サービスの提供などを通じて「環境と調和し活力ある社会の実現に貢献していきます。

行動の原点

グループ従業員一人一人が、共有すべき「価値観」や「判断基準」を定めたものです。これまでと同様に「誠実・信頼・永いお付き合い」で、5つの信頼(お客様からの信頼、株主からの信頼、社会からの信頼、パートナーからの信頼、社員相互の信頼)の実現を目指し行動していきます。

事業の精神

100年を越える歴史の中で培われてきた当社グループが成長していくための精神的な原動力。事業を担う「人」の知力・意志力・気構えといった力です。

今回、新たに制定した3つの「事業の精神」については以下の通りです。

創業以来の『ベンチャー魂』

創業者である富澤信が大学発のベンチャー企業として、日新電機の前身となる日新工業社を創業(1910年11月)したことに由来しています。

社名に込めた『日日新ひびにあらたに

「日新」という社名は、中国の殷王朝の創始者で名高い聖天子であった湯王の盤銘から来ており、毎日新しい自分になろう、新しい発想で仕事しよう、新しい事業を目指そうという気構えが込められています。

『異なった文化や異なった技術への寛容さと咀嚼力そしゃくりょく

異なった文化や異なる技術を排除することなく広く受けとめて、当社グループ固有のものと一体にしていくことで事業を広げてきた歴史を表現しています。

当社グループは、新たに再構築した「グループ企業理念」のもと、これからもステークホルダーとの信頼関係構築を行動の原点としながら「事業精神」を発揮して企業活動を進め、グループ企業理念の実現を目指していきます。

  

[本件に関するお問い合わせ]

〒615-8686 京都市右京区梅津高畝町47番地
日新電機株式会社 経営企画部企画グループ  (075)864-9041