ニュースリリース
複合環境センサの新製品を発売開始~IoTとデータ分析で設備メンテを省力化!~
日新電機株式会社(本社:京都市右京区、社長:齋藤成雄)は、お客様設備の設置環境のさらなる「見える化」と、データに基づくメンテナンスの最適化・省力化を実現する複合環境センサ「MES -12/MES-13」を開発、2017年6月より発売開始しました。
2015年3月より販売開始した複合環境センサ『MES-01』は、配電盤・電気室・工場などの電気設備に取り付けることで、「環境データの監視・記録」および「空調機器の制御」ができ、設備環境の見張り番として大変ご好評いただいています。本製品は、2017年度(今年度)には累計1000台出荷を達成する見通しです。
この度、お客様の強いご要望にお応えし、環境データのリモート監視と振動監視を付加した複合環境センサ『MES-12/MES-13』を新たに開発しました。リモート監視により、多点環境データの集約と設備メンテナンスへの活用が効率的に実施できます。また振動監視は、交通用途のお客様から車両通行などによる振動状況評価に関する強い要望をいただいた機能で、特に高架上設備の振動発生状況を監視することにより、設備の劣化状況診断が期待されています。初年度(2017年度)売上高10百万円を目指します。
<特長>
①リモート監視の実現(新機能)
計測した環境データを通信機能により自動収集・リモート監視が可能。
通信方式は、有線タイプ、無線タイプより選択可能。
②振動センシング機能の追加(新機能)
加速度センサを内蔵。また、当社独自のデータ処理(特許出願中)により振動発生状況の長期トレンド監視が可能。
③温度・湿度・塩分センシング
温度、湿度、塩分付着の各項目について計測可能。
④データロギング
環境データを40,000点(1時間に1回のロギングで4年分)、内部メモリに記録。
記録したデータはUSB端子より出力でき、スタンドアロン機器としても使用可能。
⑤簡単設置
軽量かつコンパクト。汎用ソケットにより簡単に取付・交換可能。
<仕様>
外形 | : | W50×H78×D100mm(突起部除く) | MES-13 |
制御電源 | : | AC85~264V 47~63Hz | |
測定項目 | : | 温度/湿度/塩分付着/振動(頻度および最大値) | |
通信方式 | : | MES-12(有線タイプ):RS-485 MES-13(無線タイプ):920MHz帯マルチホップ |
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