ニュースリリース
京都府と歴史的文化財保護等のための連携・協力に関する協定を締結~京都府に300万円を寄付~
公益財団法人日新電機グループ社会貢献基金(所在地:京都市右京区、理事長:小畑英明、以下、当基金)は、11月20日に京都府と歴史的文化財保護等のための連携・協力に関する協定を締結しました。協定に則し、同日京都府庁にて寄付贈呈式が執り行われ、理事長の小畑より西脇隆俊京都府知事へ300万円の寄付金を贈呈しました。
協定の主な内容
京都府と当基金は、以下について相互に連携・協力を行い、後世に残すべき京都の貴重な財産である文化財の保護に努めます。
(1) | 文化財を守り伝える京都府基金への寄付に関すること。 |
(2) | 京都府所有文化財の保護・整備に関すること。 |
(3) | その他文化財の保護に必要な事項に関すること。 |
寄付金の内訳
・ | 文化財を守り伝える京都府基金へ100万円 |
・ | 京都府所有文化財の保護整備として、重要文化財「旧日本銀行京都支店」の修理・整備に 200万円 |
日新電機株式会社(所在地:京都市右京区、社長:齋藤成雄)では、京都をはじめとする地域社会への貢献活動の拡充を図ってきました。当基金は、それらを継承しており、「文化財を守り伝える京都府基金」へは、2016年度より、毎年100万円の寄付を行っています。
国の重要文化財に指定されている「旧日本銀行京都支店(現京都府京都文化博物館別館)」(京都市中京区)は、経年劣化に加え、台風21号により屋根や通気塔に被害を受けました。今回の寄付はそれらの修理に充てられます。
当基金は、京都府への継続的な寄付を通じて、今後も歴史的文化財の保護に協力していきます。
協定締結式の様子 京都府庁にて
<ご参考>
■日新電機グループ社会貢献基金の概要
名 称 | : | 公益財団法人 日新電機グループ社会貢献基金 |
設 立 | : | 2017年3月9日 |
所 在 地 | : | 京都市右京区梅津高畝町47番地(日新電機株式会社 総務部内) |
理 事 長 | : | 小畑 英明(日新電機株式会社 代表取締役会長) |
事 業 内 容 | : | (1)技術系人材の育成
・国内外の学生、生徒を対象とした給付型奨学金制度の運用 (2)京都を中心とした歴史的文化財の保護 |
財団規模 | : | 約50百万円 |
事 業 規 模 | : | 年間 約25百万円 |
ウェブサイト | : | https://nissin.jp/sczaidan/ |
■文化財を守り伝える京都府基金
京都府のふるさと寄附金制度を活用した基金であり、京都府内の歴史的建造物など数多くの貴重な文化財を未来に良好な状態で伝えるため、保存・修理活動を行っている。
■旧日本銀行京都支店
1906年竣工。建物は煉瓦造、二階建、一部地下一階、スレート(粘板岩)・銅板葺である。明治の建築会の帝王といわれ、東京駅などを設計した辰野金吾と弟子の長野宇平治により設計。
1969年3月に国の重要文化財に指定される。
1986年4月に京都府に寄贈され、現在は京都府京都文化博物館別館として公開されている。
[本件に関するお問い合わせ]
〒615-8686 京都市右京区梅津高畝町47番地
公益財団法人日新電機グループ社会貢献基金 事務局 (075)864-8443