ニュースリリース

社会貢献

当社教育プログラム「日新アカデミー」の経営者育成カリキュラムを一新 ~大学と連携して経営層候補者の育成を強化~

日新電機株式会社(社長:齋藤成雄、本社:京都市右京区)は、経営層候補者育成の強化を図るため、立命館大学大学院と連携し当社教育プログラム「日新アカデミー」の経営者育成カリキュラム「日新塾」を一新します。新カリキュラムは6月からスタートします。

 

【経営者育成カリキュラム「日新塾」一新の背景】

「日新塾」は、2004年から経営層候補者の育成を目的に実施してきましたが、これまでは社内受講者だけで小さくまとまり、重要ポイントである課題研究のレベルが今一歩という状態でした。カリキュラムの作成にあたっては、立命館大学大学院テクノロジー・マネジメント研究科の名取研究室(教授:名取隆)と連携し、下記のカリキュラム改革のポイントに記載の通り、他社人材との交流や他社経営者の講話を取り入れるなど抜本的な改革を実施し、内容を一新します。

 

【カリキュラムの概要】

(1)育成すべき能力

・経営管理の基本を理解したマネジメント力
・フィールドワークによる事実とデータに基づいた思考
・事実とデータに基づいて戦略ストーリーを作り語れる力

(2)カリキュラム改革のポイント

・立命館大学大学院の名取研究室と連携したカリキュラム
・実際の事業課題をテーマにした実践的教育
・上司による実践的指導+大学の先生による理論に基づいた科学的指導
・他社人材との交流や他社経営者の講話による視野の拡大

(3)対象者

・理事、部門長クラス4~6名程度/年

(4)期間

・2019年6月~12月

 

経営層候補者の育成をとおして、めまぐるしく変化する事業環境に対応できるよう経営強化に努めていきます。

 

<ご参考>

■日新アカデミーの概要

2013年4月に設立した「日新アカデミー」は、当社グループを取り巻くグローバルな事業環境の早い変化に対応できる人材の育成を目的としています。これまで拡充を図ってきたさまざまな人材育成プログラムを集約し、一つの学校に見立てて、社員教育に力を入れてきました。

日新アカデミーでは、職位や仕事のレベルに応じて求められる知識や考え方を身に付けられるよう、階層別の教育を中心とした体系とし、すべての社員が必要な教育を受けられます。

 

日新アカデミー教育体系と日新塾の位置付け

 

■立命館大学大学院テクノロジー・マネジメント研究科 名取研究室の概要

本研究科は、社会の課題解決に挑戦する意欲と熱意にあふれるイノベーション・リーダーを育成することを目的として、理論と実務経験の双方を併せ持つ一騎当千の教員が、考え抜かれた教材とツールを使って実践的教育に励んでいます。カリキュラムは技術戦略、事業創造、マーケティング、知的財産、オペレーションズ・マネジメントなど、イノベーションの創造に必須かつ最新の科目をそろえています。そして、授業ではグループワークなど学生が主体的となって課題に取り組む参加型学習を重視しています。さらに、大阪いばらきキャンパス(OIC)は「オープンイノベーション」の場として、さまざまな分野の人々が交流し、互いに創発できる機能を備えており、学生のアイデア創造、気付きとネットワークの構築を後押しします。

 

■名取隆教授

取得学位 博士(工学、東北大学)
研究分野 技術経営、中堅中小・ベンチャー企業論、オープンイノベーション
経  歴 東京大学経済学部卒業後、日本開発銀行(現在の日本政策投資銀行)入行。日本政策投資銀行地域振興部企画審議役を経て、2009年4月より現職。金融機関に約30年在職して調査とファイナンス業務に従事し実務経験が豊富で、あらゆる業界と現場の事情を熟知していることが強み。また、市長アドバイザーとして自治体へ出向し、地域のアントレプレナーの育成に従事するなど地域振興行政の経験がある。英国ロンドン・ビジネス・スクール・スローン・プログラムコースを修了。東北大学大学院工学研究科技術社会システム専攻を修了し、博士(工学)を取得。現在、自治体や経済団体等の中小企業支援事業に協力するとともに、研修講師等として地元企業の経営幹部、技術者等の教育、指導にも携わる。

 

[本件に関するお問い合わせ]

〒615-8686 京都市右京区梅津高畝町47番地
日新電機株式会社 人材開発部  (075)864-8974

ニュースリリース一覧に戻る