ニュースリリース
日新電機グループの基本技能向上を目的に「技能競技会」を開催 ~作業品質向上を図り、お客様に高品質なサービスを提供~
日新電機株式会社(本社:京都市右京区、社長:齋藤成雄)は、技能者の技能とモチベーションの向上を目的とした社内競技会「第5回(2019年度)技能競技会」を5月21日~6月12日の期間に日程を分けて全8種目の競技で開催しました。各競技には日新電機グループ会社・協力会社を含めた合計97名の技能者が参加しました。
本競技会は、国内はもちろん海外グループ会社や協力会社も含めた日新電機グループのものづくりを支えている技能者の技能とモチベーション向上を目的に2015年から開催しており、今年で5回目となります。今年度は「フォークリフト」「リーチフォーク」「ねじ締め組立」「圧着・配線接続」「被覆アーク溶接」「炭酸ガスアーク溶接」「TIG溶接」「吹付塗装」の全8種目で競技会を実施しました。
「ねじ締め組立」「圧着・配線接続」「フォークリフト」「リーチフォーク」は、2019年4月に開所した日新アカデミー研修センターで競技を実施。また「被覆アーク溶接」「炭酸ガスアーク溶接」「TIG溶接」「吹付塗装」4競技のうち、「被覆アーク溶接」「炭酸ガスアーク溶接」「TIG溶接」については、審査員が海外グループ会社も含め参加者のいる各現場に直接赴き、審査を行いました。
8部門中5部門では海外グループ会社より参加した技能者が優勝し、当社グループ全体で技能向上が図れていることが示された結果となりました。
競技終了後には審査員から良い点や改善点などのフィードバックを実施し、参加者の作業品質、技能向上だけでなく、さらなるプロフェッショナル意識の向上を図っています。
7月3日には本社にて表彰式を行い、8部門の優勝者に対し、賞状とトロフィー・賞金が社長の齋藤より授与され「自分自身のさらなる技能向上はもちろん、各職場での技術指導、継承を行い当社グループの技能向上となるよう頑張ってください。」と受賞者を激励しました。
今後もこのような取り組みを通じて技術技能・作業品質向上を図り、お客様に優れたサービスを提供していきます。
「圧着・配線接続」競技 | 「フォークリフト」競技 |
競技後、審査員よりフィードバック | 優勝者(海外グループ会社は テレビ会議で中継)と記念撮影 |
参考資料
【用語解説】
・被覆アーク溶接
母材と同じ材質の心線に被覆材(フラックス)を塗り固めた溶接棒を電極として用いる溶接法。この溶接棒と母材の間にアークを発生させることで溶接する
・炭酸ガスアーク溶接
非常に長いワイヤーを使う半自動アーク溶接のことで、溶接材料としてワイヤー、アーク放電のシールド材として二酸化炭素を用いる溶接
・TIG(ティグ)溶接
「Tungsten Inert Gas」の略で、タングステン電極と不活性ガス溶接を用いた溶接法。電極棒に消耗しない材料であるタングステン電極を使用して、別の溶加材(溶接棒)をアーク中で溶融して溶接する
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