ニュースリリース

産業用装置・部品受託生産事業の生産能力拡大に向け設備投資 ～ベトナム工場生産エリア拡大、最新加工設備の増強～

日新電機株式会社（本社：京都市右京区、社長：齋藤成雄）は、産業用装置・部品受託生産事業の受注増加に対応するため、グループ会社である日新電機ベトナム有限会社（本社：ベトナム、社長：生方寛之、以下 日新電機ベトナム）の生産エリア拡大と加工設備の増強を図ります。今回の投資額は約4.5億円です。今回の設備投資により、生産能力は1.3倍を見込んでいます。

第1工場（10,000㎡）内に、2階建の組立室（1,500㎡）を増設、1階を板金加工エリア（2,300㎡）として整備するほか、隣接するレンタル工場を新たに第3工場（3,420㎡）として構築し、2020年1月に整備完了を予定しています。また最新のファイバーレーザー切断機、NCタレットパンチプレス、大型マシニングセンタなど、板金・切削加工設備を増設し生産能力の拡大を図るとともに、年々上昇する人件費対策として溶接ロボットなどを導入し、積極的に作業の自動化を進めています。

日新電機べトナムでは、第1工場、第2工場（7,700㎡、2016年4月竣工）共に、フル生産状態が続いており、第2工場建設時の売上計画30億円（2020年度）は本年度達成見込みで、計画を上回るペースで生産が急拡大しています。米中貿易摩擦問題や日本国内の中小企業の休廃業に伴う生産キャパシティ不足により、近年急激に高まっているグローバルな生産委託のニーズに対応すべく、生産能力の拡大に向け設備投資していきます。

第1工場改修後イメージ図

【設備投資の概要】

参考資料

・日新電機ベトナム有限会社の概要