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事業展開

九条工場 新規設備投入で自動化・省人化を実現 ~大型鋼板曲げの自動加工ラインを構築~

日新電機株式会社(本社:京都市右京区、社長:齋藤成雄)は、配電盤を製造する九条工場(京都市南区)の生産性向上を図るために、大型サイズの鋼板(最大1,500mm×3,000mm)を自動で曲げ加工できる設備(パネルベンダー)を更新し、自動加工ラインを構築することで、作業の自動化・省人化を実現しました。

 

この度、折り曲げ加工機の老朽化に伴う設備の更新を機に、加工ラインの自動化を図るためラインの見直しを実施しました。従来、手作業で行っていた折り曲げ加工機への材料の搬入、端面加工(鋼板のバリ取り)作業を自動化しラインに組み込み、さらに前工程のNC工作機械と連携することで、材料搬入から端面加工、曲げ加工、完成品の集積までを一貫した自動加工ラインを構築しました。これにより生産性が30%アップし、また手作業工程部分を無人化したことにより、人為的ミスによる事故の防止にもつながり安全性も向上しました。

 

今後も自動化拡大をキーワードに、より進んだ技術や機能を取り入れ「より安全に」「より効率的に」を追求した工場として、生産性の向上を図っていきます。

 

九条工場外観

 

参考資料

・九条工場の概要

所  在  地 京都市南区吉祥院三ノ宮町132番地
設  立 1968年2月
面  積 敷地 2,873㎡
生産品目 配電盤
従業員数 92人(2019年3月末時点)

【用語説明】

・NC工作機械

NC(Numerical Control)とはコンピュータ制御のことで、その技術を利用して、刃物や工作物の位置を正確に動かしながら機械加工を進めて いく工作機械

 

[本件に関するお問い合わせ]

〒615-8686 京都市右京区梅津高畝町47番地
日新電機株式会社 経営企画部広報グループ  (075)864-8849

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