ニュースリリース
京都府の歴史的文化財保護等のための 連携・協力に関する協定に基づいて寄付を実施
公益財団法人日新電機グループ社会貢献基金(所在地:京都市右京区、理事長:小畑英明、以下、当基金)は京都府の歴史的文化財保護に協力するため、12月17日に京都府庁(京都市上京区)にて金300万円を寄付しました。
今回の寄付は、2018年11月に締結された京都の歴史的文化財の保護等のための連携・協力に関する協定に基づいて行われたもので、寄付金の使途と金額は下記を想定しています。
(1)文化財を守り伝える京都府基金への寄付 100万円
(2)京都府所有文化財の保護・整備として重要文化財「京都府庁旧本館」の修理・整備 200万円
日新電機株式会社(所在地:京都市右京区、社長:齋藤成雄)では、京都をはじめとする地域社会への貢献活動の拡充を図ってきました。当基金は、それらを継承しており「文化財を守り伝える京都府基金」へは、2016年度より毎年100万円の寄付を行っています。
国の重要文化財に指定されている「京都府庁旧本館」(京都市上京区)は、催し物や結婚式の会場として開放されておりますが、老朽化が進んでいます。文化庁移転を契機として、不特定多数の来館者が往来する場所について修繕を実施します。今回の寄付はそれらの修理に充てられます。
当基金は、京都府への継続的な寄付を通じて、今後も歴史的文化財の保護に協力していきます。
京都府庁旧本館(京都市上京区)
<参考資料>
・文化財を守り伝える京都府基金
京都府のふるさと寄附金制度を活用した基金であり、京都府内の歴史的建造物など数多くの貴重な文化財を未来に良好な状態で伝えるため、保存・修理活動を行っている。
・京都府庁旧本館
1904年12月20日竣工。1971年まで京都府庁の本館として、また現在も執務室として使用されており、創建時の姿をとどめる現役の官公庁建物としては日本最古となる。2004年12月10日に国の重要文化財に指定される。
ルネサンス様式に属する建物の外観は、正面の一段高くなった屋根を中心に左右両翼に対称に張り出した形となっており、建物内部には和風の優れた技術が巧みに取り入れられている。
・日新電機グループ社会貢献基金の概要(2019年3月末時点)
名 称 | : | 公益財団法人 日新電機グループ社会貢献基金 |
代 表 者 | : | 理事長 小畑 英明(日新電機株式会社 代表取締役会長) |
所 在 地 | : | 京都市右京区梅津高畝町47番地(日新電機株式会社 総務部内) |
設 立 | : | 2017年3月9日 |
財 団 規 模 | : | 約50百万円 |
事 業 規 模 | : | 年間 約25百万円 |
事 業 内 容 | : | (1)技術系人材の育成
・国内外の学生・生徒を対象とした完全給付型奨学金制度の運用 ・技術系人材の裾野拡大に向けた諸活動 (2)京都を中心とした歴史的文化財の保護 (3)地域の環境保全活動への協力 |
ウェブサイト | : | https://nissin.jp/sczaidan/ |
[本件に関するお問い合わせ]
〒615-8686 京都市右京区梅津高畝町47番地
公益財団法人日新電機グループ社会貢献基金 事務局 (075)864-8443