ニュースリリース
京都市交通局 京都市営地下鉄烏丸線に高圧受配電設備を納入 ~永いお付き合いで地域の鉄道ネットワーク安定化に貢献~
日新電機株式会社(本社:京都市右京区、社長:齋藤成雄)は、京都市交通局が運営する京都市営地下鉄烏丸線の烏丸御池駅・五条駅・姉小路総合指令所の設備更新に伴い、2020年3月に高圧受配電設備を納入しました。
京都市営地下鉄は1981年に開通し、東西線・烏丸線とあわせて京都市内10区と宇治市をつなぐ路線です。当社は、安心・安全な製品による電力供給で地域の鉄道ネットワーク安定化に貢献しています。
京都市交通局では、京都市営地下鉄烏丸線の設備更新を隔年で順次進められており、当社は2016年に北大路駅・鞍馬口駅・丸太町駅、2018年に今出川駅・四条駅・京都駅の設備更新に伴い受変電設備を納入してきました。今回の納入は烏丸線設備更新において、当社として3件目となります。
当社は、企業理念にも掲げる誠実・信頼・永いお付き合いで地域に根差した事業に取り組み、継続的なサポートを行いながら、安定的な電力供給に寄与する設備を納入していきます。
【納入の概要】
工事名称 | : | 高速鉄道烏丸線駅電気室更新工事(その3) |
納入場所 | : | 京都市営地下鉄烏丸線 烏丸御池駅・五条駅・姉小路総合指令所 |
納入設備 | : | 高低圧スイッチギヤ |
竣工時期 | : | 2020年3月 |
【納入設備の特長】
1.2回線構成で事業継続計画(BCP)対策に貢献
本設備は2回線低圧スポットネットワーク配電方式で、万が一の系統停電時にも健全な回線に自動切替を行います。昨今自然災害が多く、鉄道などの交通インフラは特に早期復旧が求められる中、お客様のBCP対策に貢献するシステムです。
2.省エネ製品を採用
既設品より容量低減化を図った機器を採用し、損失低減・消費電力量削減・高効率化などの省エネ効果のほか、CO2排出量削減など環境にも配慮しています。
姉小路総合指令所 納入設備
参考資料
【用語解説】
・2回線低圧スポットネットワーク配電方式
2回線の低圧配電によりネットワーク変圧器を接続し、ネットワーク母線で並行運転させる配電方式。片回線が停止しても供給継続できる信頼性に優れた特長がある。
【関連リンク】
配電盤・スイッチギヤ: https://nissin.jp/product/electric/swg/index.html
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