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2021.03.15
日新アカデミー研修センター・日新倶楽部嵯峨野荘をシンボリックな環境活動拠点に ~「CO2排出量ゼロ」「ごみゼロ」によるゼロ・エミッション化の実現を目指す~

日新電機株式会社(本社:京都市右京区、社長:齋藤成雄)は、企業理念「日新電機グループは、社会と産業の基盤を支える企業活動を通じて、環境と調和し活力ある社会の実現に貢献します。」のもと、2019年に開設した日新アカデミー研修センター・日新倶楽部嵯峨野荘で、エネルギー起源の「CO2排出量ゼロ」と「ごみゼロ(再資源化率100%)」によるゼロ・エミッション化に取り組んでいます。

 

【ゼロ・エミッション化の主な取り組み内容】

  1. CO2ゼロ・エミッション化
    施設の建物には、環境配慮型設備の導入やSPSS®の新たなソリューションである「直流配電」「自己託送」の活用により、使用電力の削減、CO2排出量の削減に取り組んでいます。最小化したエネルギーに対しては、さらに環境価値の導入によりエネルギー起源CO2を排出しない「CO2排出量ゼロ」を目指します。

     

    活動内容
    建物の環境配慮型設備の導入
    日射や冷気の遮断、自然換気の活用、高効率空調やLED照明の導入などの環境配慮型設備(CASBEE京都の基準に準拠)
    SPSSなどの当社グループ先進技術活用による使用電力の削減・買電力の最小化
    直流配電、自己託送技術の活用による太陽光発電の余剰電力の有効利用
    自家消費太陽光発電設備を導入。さらに太陽光発電の電力をロスの少ない直流配電で、EV充電用として活用。余剰電力は蓄電池に蓄え、同施設の夜間照明に供給するとともに、休日は、自己託送による隣接の本社工場で活用
    環境価値(非化石証書やJ‐クレジット制度、グリーン電力証書)の導入

     

  2. ごみゼロ・エミッション化
    食品ロスの削減や減容化を含めた廃棄物の3R「Reduce(リデュース)、Reuse(リユース)、Recycle(リサイクル)」推進に取り組み、使い捨てをしない「ごみゼロ(再資源化率100%)」を目指します。

     

    活動内容
    備品ロス・食材ロスの削減、ペーパーレス化
    分別ステーション/BOXの設置
    30・10(さんまるいちまる)運動の展開、メニュー改正
    乾杯後の30分間と終会前の10分間は着席して食事に集中するよう呼びかけ、宴会時における食べ残しを減らす運動などを実施
    生ごみ処理機の導入

同施設は「京の生きもの・文化協働再生プロジェクト」の認定を受け、生物多様性に配慮した雨庭を整備し、フタバアオイやヒオウギなどの地域環境に根差した京都ゆかりの希少在来種の保全・育成に努めています。

今後、同施設を当社グループの環境活動のシンボリックな拠点として位置付け、持続可能な社会の実現を目指すSDGsの目標達成にグループ一丸となって一層の貢献を目指します。

 

<参考>

太陽光発電の余剰電力と夜間活用

 

太陽光発電の余剰電力を活用した施設夜間照明

 

【用語解説】

 

・ゼロ・エミッション

廃棄物に限定せず、循環型で持続可能な事業活動における排出ゼロ化の取り組み。

 

・SPSS

Smart Power Supply Systemsの略。当社の中核製品である受変電設備や、長年培った系統連系技術を駆使し、多様な分散型電源を組み合わせて省エネと電力の安定供給を実現するソリューション。

 

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