ニュースリリース
日新電機ミャンマー厳しい環境を乗り越え初納入 ~農業機械向け金属部品の供給を開始~
日新電機株式会社(本社:京都市右京区、社長:松下芳弘)のグループ会社で装置部品の受託加工および電気機器の製造・販売を行う日新電機ミャンマー株式会社(本社:ミャンマー、社長:天海秀樹、以下 日新電機ミャンマー)は、現地の日系企業から委託を受けた農業機械向け金属部品の供給を2月に開始しました。
当社グループは中長期計画「VISION2025」において、6つの成長戦略に取り組んでいます(「環境配慮製品の拡大」「分散型エネルギー対応」「再生可能エネルギー対応」「DXの製品・事業への適用」「新興国環境対応需要の捕捉」「EV拡大に伴う事業拡大」)。本件は「新興国環境対応需要の捕捉」に寄与する事業活動の一つです。
日新電機ミャンマーは、日新電機の装置部品ソリューション事業のタイ拠点(日新電機タイ株式会社)、ベトナム(日新電機ベトナム有限会社)拠点に次ぐ新たな拠点として2019年に設立。ミャンマー市場への供給およびミャンマーからのコスト競争力のある金属部品の輸出に向け、日新電機本社や日新電機タイからの支援を受けて、工場の建設、生産体制の構築を進めてきました。2020年12月末に工場の整備が完了し、2021年1月から生産体制の整備を進め、3月から試運転、6月から生産を開始しました。しかし2021年2月に発生した国軍の政権掌握による政情不安や新型コロナウイルス感染症の拡大の影響により納入が延びておりましたが、この度初の納入に至りました。
ミャンマーへ進出後、金属部品などを輸入に頼っている日系企業の現地調達のニーズに応えるため、今後はさらに品質、コストおよび納期対応をしっかり行い、現地での受注量の拡大および製品の輸出に向けて取り組んでいきます。また今後2~3年間で生産能力を約3倍に拡張し、タイ、ベトナム拠点で競争力が低下している案件については日新電機ミャンマーが受け持つとともに、ミャンマーでの新たな現地ニーズを獲得し、雇用創出にも貢献していきます。
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<参考>
・日新電機ミャンマー株式会社の会社概要
名 称 | : | 日新電機ミャンマー株式会社(Nissin Electric Myanmar Co., Ltd.) |
代 表 者 | : | 代表取締役社長 天海 秀樹(日新電機株式会社常務執行役員) |
所 在 地 | : | ミャンマー ティラワ経済特区 |
設 立 | : | 2019年5月 |
事業内容 | : | 装置部品の受託加工および電気機器の製造・販売 |
従業員数 | : | 31人(2021年3月末時点) |
【関連リンク】
装置部品ソリューション事業: https://nissin.jp/business/parts/index.html
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