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日新電機 松下社長/2023年 年頭の辞(要旨)

日新電機株式会社(本社:京都市右京区) 社長 松下芳弘の「2023年 年頭の辞」(要旨)は次のとおりです。

 

2022年は、Withコロナ・新常態での生活、経済活動へ移行し、事業面では素材価格の高騰、部材の調達難などの逆風も吹く、変化の多い、厳しい環境ではありましたが、迅速かつ適切な対応により好業績を上げることができました。これもひとえに皆さんのご協力、ご努力のおかげであり、深く感謝申し上げます。

今年は、中長期計画「VISION2025」の3年目で、中間折り返しとなります。次の方針の下、活動のさらなる活性化に向けて全員参加でよろしくお願いします。

 

 

1.VISION2025の取り組みを加速し、成果を具現化しよう

VISION2025では「日新一新」「変化への適応・変化の創造」の方針の下、SDGsを中核に据え、事業基盤強化と成長戦略に取り組んでいます。
事業基盤強化では、モノづくり力の強化、生産性向上・コスト低減、サプライチェーンの多重化などの取り組みにより、SEQCDD(S:安全、E:環境、Q:品質、C:コスト、D:物流・納期、D:開発)の継続的なレベルアップを目指し、事業体質のさらなる強化に注力してください。
成長戦略では、最も注力している環境配慮製品の拡大について、計画通り進むようお願いします。

 

2.変化のリスクを回避し、チャンスを創出しよう         

一昨年来の素材価格の高騰、部品の調達難に加え、昨年は、ロシアのウクライナ侵攻、中国のゼロコロナ政策によるロックダウン、急激な円安など、我々を取り巻く事業環境にはさまざまな変化がありました。さらに最近は地政学的なリスクも話題になってきており、今年は昨年以上に、予想外の事態が起きるかもしれません。
三現主義(現場、現物、現実)を徹底して、生きた情報を収集し、問題意識を持って分析する中で、潜在するリスクを見いだし、それらの回避を図ると同時に、想像力豊かにビジネスチャンスを創出することをスピーディーかつフレキシブルに実行してください。

 

3.コンプライアンスを遵守し、仕事の基本を徹底しよう         

法令および企業倫理を遵守し、社会の要請に応え、不正な手段で利益を追求しない姿勢を貫いてください。そして、仕事の基本として、「お客様第一主義」と「現場第一主義」を大切にしてください。
「お客様第一主義」で、お客様のニーズを知り、競争相手の動向も知って、お客様の視点に立ち、仕事の進め方を見つめ直してください。
「現場第一主義」で、現地に足を運び、現物を確認し、現実を認識する現場重視の思考と行動をお願いします。

 

最後に、安全で快適な職場づくりは、製造業にとっては、最も基本です。「安全は全てに優先する」の大方針の下、全員参加による安全活動の強化をお願いいたします。

 

今年一年が皆さんにとって、素晴らしい年になることを祈念し、皆さんの安全と健康を祈願します。

 

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