ニュースリリース

日新ハートフルフレンド(株)が｢もにす認定｣を受けました ～京都府内特例子会社では3社目の認定～

日新電機株式会社（本社：京都市右京区、社長：松下芳弘）の特例子会社である日新ハートフルフレンド株式会社（本社：京都市右京区、社長：阪尻茂之、以下 NHF）は、5月27日、厚生労働大臣より「障害者雇用に関する優良な中小事業主に対する認定制度（以下 もにす認定）」による認定を受けました。京都府内のもにす認定は11社目であり、特例子会社としては3社目となります。

NHFは障がいのある人たちが主役となって事業に取り組み、仕事に対するやりがいの創出、社会的自立の実現を目指せる場を提供するために設立し、着々と事業を拡大してきました。

主な認定理由は以下の通りです。事業状況は厚生労働省および地域労働局のウェブサイトで紹介されます。

主な認定理由

体制づくり

• 障がい者社員を支える指導員（ジョブコーチ・障害者職業生活相談員）の配置
• カウンセラーによる指導員向けの支援勉強会の定期実施

仕事づくり

• 支援機関との連携による本人の障がい特性への配慮と実習を通してのマッチング

環境づくり

• 障がい特性に配慮した誰もが理解と作業しやすい手順書や治具の作成
• 見学や実習の受け入れ
• 目標シートによる指導員との定期面談とアドバイス（半期ごと）
• 外部支援機関との連携による定着支援

雇用状況

• 2023年度における障がい者実雇用率120.83％（NHF単体）
• 過去3年間における採用者の就労定着率100％

その他取り組み

• 2023年度社員満足度アンケートの肯定的意見84％

日新電機グループでは、今後も引き続き、障がいのある方も働きやすい職場づくりを目指し、また多様な人々が活躍できる会社となるよう取り組みを進めていきます。

京都労働局 職業安定部 青山部長（左）から認定通知書を授与されるNHF 阪尻社長（右）

左から、NHF 北村支配人、西本指導員、阪尻社長、日新電機 人事部 南隅カウンセラー

もにす認定マーク

当社グループは中長期計画「VISION2025」において、6つの成長戦略に取り組んでいます。本件は「DXの適用」に寄与する事業活動です。

当社グループは事業活動を通して、SDGsへの取り組みを強化しています。本件はSDGsの17の⽬標の内、下記の⽬標達成に関連する活動です。
8.働きがいも経済成⻑も
10.人や国の不平等をなくそう

参考

・日新ハートフルフレンド株式会社の概要

名　　　　称

日新ハートフルフレンド株式会社

代　 表　 者

代表取締役社長　阪尻 茂之

所　 在　 地

京都市右京区梅津高畝町47番地

設　　　　立

2015年9月（2016年3月 特例子会社認定）

資　 本　 金

30百万円

事 業　内 容

文書電子化サービス、各種事務処理、管理事務代行、緑地管理など

従 業　員 数

32人（2024年3月末時点）　※うち障がい者雇用24人

ウェブサイト

https://nhf.nissin.co.jp/

【用語解説】

• 特例子会社

  障がい者雇用の促進と安定化を図るため、障がい者雇用において特別の配慮をした子会社のこと。一定要件を満たす場合、その子会社に雇用されている労働者を親会社に雇用されているものとみなして、実雇用率を算定できます。

• もにす認定

  障がい者の雇用の促進等に関する法律に基づいて、優良な中小企業を厚生労働大臣が認定する制度で、共に進む（ともにすすむ）という言葉に由来し、企業と障がい者が共に明るい未来や社会に進んでいくことを期待し名付けられたものです。
  厚生労働省ウェブサイト
  京都労働局ウェブサイト

• 障がい者実雇用率

  全雇用者数における障がい者の雇用数の割合。ただし、障がい等級や働き方によって障がい人数の加減算あり。
  NHFの場合、指導員は全て日新電機からの出向者であり雇用者数には含みません。