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社会貢献

日新電機グループ社会貢献基金奨学金「2024年度奨学生研究報告会」を開催 ~未来の産業を支える技術系人材の育成に貢献~

公益財団法人日新電機グループ社会貢献基金(所在地:京都市右京区、理事長:齋藤成雄、以下 当基金)は、「日新電機グループ社会貢献基金奨学金」の第8・9期生である大学院生30人を招き、2月3日に日新電機本社(京都市右京区)隣接の日新アカデミー研修センターにて「2024年度奨学生研究報告会」を開催しました。本会は、同じ分野の研究を行う学生同士、また学生と社会人が交流する場として2017年より実施しており、今回で9回目となります。

当日は、当基金から理事長の齋藤をはじめ、評議員、理事、選考委員、また日新電機グループからは技術系社員などが出席しました。奨学生はグループに分かれ、それぞれの研究内容と社会との関わりについてディスカッションを行うなど交流を深めました。

本奨学金制度は、大学院修士課程の2年間を対象にした給付型奨学金制度です。近年、日新電機の事業と関わりの深い電気エネルギーや高電圧技術といった重電系の学科を持つ大学や、その学科を選考する学生は減少傾向にあります。当基金は、社会インフラを支える重要な技術を絶やさないために、これらの研究を志す学生を一人でも多く支援することを目的として本制度を2016年より運営しています。本会のほかにも、奨学生同士の交流会や日新電機グループの職場見学といった機会も設けています。また、2025年度からは高等専門学校専攻科の2年間を対象にした給付型奨学金制度を開始します。

当基金は、これからも高度な技術を身に付けようと向上心に燃える学生への支援を通じて、未来の産業を支える人材の育成に貢献していきます。

奨学生研究報告会

「日新電機グループ社会貢献基金奨学金」制度

趣     旨

電気系、プラズマ応用系、情報系、材料・機械システム系の研究を行う大学院生で、経済的困難があり
学業優秀な者に対して奨学援助を行うことで、電力エネルギーおよび高電圧技術分野、
ビーム・真空応用分野、情報技術分野、材料技術分野等の教育・学術研究の発展に寄与する

特    徴

(1)完全給付型であり、返還の義務はない
(2)卒業後の就職は、本人の自由とする

支 給 内 容

月額4万円、原則2年間

給 付 人 数

当基金が選考する全国の大学院から各1人、合計年間約30人

参考

名     称

公益財団法人 日新電機グループ社会貢献基金

代   表   者

理事長 齋藤成雄 (日新電機株式会社 取締役)

所   在   地

京都市右京区梅津高畝町47番地(日新電機株式会社 総務部内)

設     立

2017年3月

財 団 規 模

約50百万円

事 業 規 模

年間 約25百万円

事 業 内 容

(1)技術系人材の育成
・国内外の学生・生徒を対象とした給付型奨学金制度の運用
・技術系人材の裾野拡大に向けた諸活動
(2)京都を中心とした歴史的文化財の保護
(3)地域の環境保全活動への協力

ウェブサイト

https://nissin.jp/sczaidan/

本件に関するお問い合わせ

〒615-8686 京都市右京区梅津高畝町47番地
公益財団法人日新電機グループ社会貢献基金 事務局

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