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2025年度秋の入社式 社長挨拶(要旨)

日新電機株式会社(本社:京都市右京区、社長:西村 陽)は、10月1日午前10時より、2025年度秋の入社式を日新アカデミー研修センター(本社東隣)で行いました。秋の入社式には、4~9月に入社しすでに仕事をしている41人、10月1日付け入社の7人および社員登用の21人、計69人が出席しました。

入社式の様子

社長の西村の挨拶(要旨)は次の通りです。

当社グループは、2021年度から25年度までの中長期計画「VISION2025」を進めており、この間、大きな変化の中で挑戦を続けてきました。新型コロナウイルス感染症の影響を乗り越えた一方で、国際情勢の不安定化、気候変動や自然災害への対応、そして再生可能エネルギーの普及に代表されるエネルギー産業の急速なパラダイムシフトなど、私たちを取り巻く環境はこれまでにないスピードで変化しています。
こうした中、電力機器など社会インフラを支える当社の事業は、社会的な責任と使命を担うと同時に、新たなチャンスに満ちています。私たちはVISION2025でありたい姿として「確かな技術力で持続可能な未来を創造する」を掲げていますが、これはただ宣言するだけではなく、社会の持続可能性を支え、人々の安心で豊かな生活を実現していくために、当社が果たさなければならない責務です。皆さんには是非その未来づくりの一翼を担ってもらいたいと考えています。

今日から仲間となる皆さんには、既存の枠にとらわれない新鮮な視点があると思いますので、その感性を大切にし、組織に新風を吹き込んでもらえることを期待しています。
さて、ここで皆さんにこれからの会社生活を送る上で特に大切にしてほしい3つのことをお話しします。

 

1.誠実に、思いやりを持って行動すること

社会のルールや会社の規則を守るのはもちろんのこと、一人の人間として誠実に、真摯に、そして思いやりを持って行動してください。「正直である」「約束を守る」「相手を尊重する」といった、基本を忘れないことがお互いの信頼を生み、仕事を進める上での大きな力となります。会社においては、どれほど業績が良くても、コンプライアンスやモラルを欠いた行為は決して許されません。困難な状況に直面したときほど、人として、社会人として正しい道を選ぶ勇気を持ってください。

 

2.仲間と連携し、チームで成果を出すこと

会社の仕事は一人で完結するものではなく、仲間との協力の中で大きな成果が生まれます。自分一人で抱え込むのではなく、上司や同僚とよくコミュニケーションを取り、助け合いながら進めてください。悩んだとき、壁にぶつかったときには、遠慮なく相談してください。チームの知恵や経験を結集すれば、一人では解決できない課題も必ず道が開けます。
また、忘れてはならないのが「安全」です。安全は、私たちが会社生活を送る上で基本中の基本です。どれほど技術を磨き、どれほど大きな成果を上げても、事故やけががあっては全てが台無しになります。安全を守るということは、単に自分自身を守るだけでなく、仲間や家族を守ることにもつながります。そのためには、決められたルールをきちんと守ること、そして危険を見過ごさずリスクに対して積極的に対策を打っていく姿勢が何よりも大切です。安全は一人ひとりが主体的に取り組むことでしか確保できません。小さな不注意や妥協が大きな事故につながります。皆さんには「ゼロ災害」を目指す意識を常に持っていただきたいと思います。

 

3.新しい技術を活かすなど、挑戦を恐れないこと

変化の激しい時代だからこそ、失敗を恐れず挑戦してください。前例にとらわれない柔軟な発想で一歩を踏み出すことが、自身の成長にも会社の進化にもつながります。特に皆さんの中にはデジタル技術に詳しい方も多いと思います。その強みを生かし、DXやAIといった新しい技術を積極的に取り入れてください。新しい発想や工夫が、業務をより良く、より効率的に変えていく原動力となります。

 
以上、大切にしてほしい3つのことをお願いしました。
当社の社名「日新」は、「まことに日に新にせば、日日に新に。又日に新なり」という言葉に由来します。常に学び、常に進歩し、挑戦を続ける―それが日新電機の精神です。その精神を胸に、皆さんと共に、当社をこれまで以上に「いい会社・強い会社」に育てていきたいと考えています。

皆さんのご健勝とご活躍を祈念し、入社式の挨拶とします。

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