ニュースリリース
産業向け中央監視制御システム「FACTMATE®-s1 EX」にデータ連携の新機能実装 ~ディジタル故障記録装置(DFR)の取得データを集約し、設備運用と電力品質維持の効率化を実現~
日新電機株式会社(本社:京都市右京区、社長:西村陽)は、オフィスビルや工場などにおいて電力機器の運用管理を行う産業向け中央監視制御システム「FACTMATE-s1 EX(ファクトメイト・エスワン イーエックス)」にディジタル故障記録装置(DFR)とのデータ連携機能を実装しました。
当社が製造するDFRは、電力系統や構内事故の状況把握・解析、高調波の常時把握が可能な製品で、特高需要家・再エネ発電事業者を中心に納入しています。これまでは別の専用PCで取得した波形データや瞬低記録情報を確認する必要がありました。
今回、監視制御システムを用いてDFRで取得した情報の検索や異常表示ができるようになったことで、事故発生時の解析や系統の安定運用、電力品質維持の利便性が高まります。
本システムで年間25百万円の売上を目指します。
【FACTMATE-s1 EXの特長】
- <新規開発機能>電力品質のデータ収集が可能(DFR連携)
当社製DFRを併せて設置することで、DFRで収集した自動オシロ、瞬時電圧低下検出、高調波記録などの計測結果を監視装置上で確認でき、異常発生時には監視画面に表示されます。これにより、効率的な系統の安定運用や電力品質維持を実現します。 - 豊富な実績と充実した管理機能で、安全・安心な設備運用活用に貢献
24時間連続監視を実現する機器構成や、万が一の故障や異常発生に対応する制御フェールセーフを実装。安全で安心な設備管理をサポートします。 - 用途に応じて機能を追加できる柔軟性の高いシステムで、お客様のニーズに合ったエネルギー活用を実現
充実したデマンド管理機能や豊富なエネルギー管理機能で、お客様の省エネ・節電対策に貢献。また、エネルギーの見える化や分散型電源の最適運用制御など、エネルギーをよりかしこく使うシステムへと段階的に拡張できます。
【ディジタル故障記録装置(DFR)連携画面】
【ディジタル故障記録装置(DFR)故障通知画面】

当社グループは中長期計画「VISION2025」において、6つの成長戦略に取り組んでいます。本件は「再生可能エネルギー対応」「DXの製品・事業への適用」に寄与する事業活動の一つです。
当社グループは事業活動を通して、SDGsへの取り組みを強化しています。本件はSDGsの17の⽬標の内、下記の⽬標達成に関連する活動です。
8.働きがいも経済成長も
参考
【仕様概要】

【用語解説】
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中央監視制御システム
電力機器の状態を監視・制御し、設備を安全かつ安心して運用するためのシステム。設備稼働状況の見える化や、省エネルギー・節電など効率的なエネルギー活用を支援する。
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瞬時電圧低下
電力会社の送電設備や配電設備から供給される電圧が一時的に低下する現象。
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高調波
基本波(東日本50Hz、西日本60Hz)に対して、2倍・3倍・4倍など整数倍の周波数を持つ電気成分。
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自動オシロ
AC入力(交流)やDC入力(直流)が設定した条件になった場合に、自動的にオシロスコープ記録を行う機能。
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6つの成長戦略
「環境配慮製品の拡大」「分散型エネルギー対応」「再生可能エネルギー対応」「DXの製品・事業への適用」「新興国環境対応需要の捕捉」「EV拡大に伴う事業拡大」
