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電源用計器用変圧器(PVT)を用いたマイクロ変電所実証事業 成果報告会をインドで開催 ~現地での安定稼働とシステムの有用性を確認~

日新電機株式会社(本社:京都市右京区、社長:西村陽)は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の補助事業「配電網未整備地域における環境負荷の小さい電力供給を実現するためのマイクロ変電所の実証研究(インド)」を完了し、3月11日にニューデリーで、日本およびインドから多数の関係者が出席のもと、成果報告会を開催しました。
本実証研究では、現地配電会社であるTATA Power-Delhi Distribution Limitedが保有するデリー郊外の変電所に電源用計器用変圧器(PVT)を設置したマイクロ変電所を導入し、周辺地域に電力を供給して需要家への電力供給信頼度ならびにシステムの有効性を検証しました。(実証運転期間:2025年6月~2026年3月)

【マイクロ変電所の概要】
特別高圧送電線から直接低圧の電力に変換するPVTを活用して、小規模集落(100kVA以下)へ安定した電力供給することができるシステム。従来型変電所やディーゼル発電による電力供給手段と比較して設備・運用コストを抑えることができます。

【研究成果の概要】

  1. 供給電力の信頼性を確認
    日本とは異なる利用条件下にて、規定電圧範囲から逸脱することなく、安定した電圧で電力を継続的に供給しています。また、電力系統の瞬時電圧低下・停電発生時の復旧後には、速やかに平常運転を再開することを確認しました。これにより、高温多湿で多様な環境条件下でも安定した電力供給を実現します。
  2. シンプルな機器構成による有用性向上
    本実証研究でマイクロ変電所が接続された電力系統下においては、電圧安定化装置を設置することなくPVT製作時の二次電圧(巻数比)の調整のみで電圧規定範囲の運用を実現できることを確認しました。これにより、設備コストの削減ならびにシステム効率の向上を図ることができます。

インドで開催された成果報告会

マイクロ変電所による電力供給イメージ

 

マイクロ変電所は実証研究を終えた後も引き続きインド現地にて運用されます。今回の実証研究成果を踏まえ、設置・運用コストや設置場所(地域・スペース)などの課題を抱える未電化地域への事業化につなげていきます。

当社グループは中長期計画「VISION2025」において、6つの成長戦略に取り組んでおり、本件は「新興国環境対応需要の捕捉」に寄与する事業活動の一つです。

当社グループは事業活動を通して、SDGsへの取り組みを強化しています。本件はSDGsの17の⽬標の内、下記の⽬標達成に関連する活動です。

7.エネルギーをみんなにそしてクリーンに

9.産業と技術革新の基盤をつくろう

参考

【用語解説】

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