阪神高速道路株式会社

暮らしを快適にする新しい交通ネットワークに安定した電気を供給

大和川線に遠方監視制御装置を納入

監視制御装置(親局・左)と監視制御装置(子局)

監視制御装置(親局・左)と監視制御装置(子局)

大阪府堺市と松原市を東西に結ぶ高速道路で、アクセス向上や災害時の内陸部交通網の確保、環状線や大阪港線など都心部の渋滞緩和とそれに伴うCO2排出量削減などの効果が期待される阪神高速道路大和川線に、遠方監視制御装置(HIWAYMATE)を納入しました。

本装置は沿線のトンネル設備への安定した電力の供給支援と、ピーク電力を抑えるデマンド監視による効率的な電力の活用・運用支援を行っています。トンネル内部照明は天候や時間帯に適した照度確保を自動で行うほか、災害発生時には照明をあらかじめ設定された状態へ自動で移行します。

また、通常時の大阪地区中央施設での監視制御機能に加え、バックアップ機能として浅香山受電所において大和川線の単独監視制御を可能とし、高い事業継続計画(BCP)性を実現しました。さらに大阪地区中央施設での集中監視を目的に、既設の機能を維持・継承しつつ大和川線で求められる機能を新たに追加。新旧制御方式の統一化を進めたことで、大和川線で採用されている最新設備の運用をこれまでと同様に行うことが可能です。

現在は大阪・兵庫地区中央の大規模な遠方監視制御装置更新工事を受注し製作を進めています。

なお、本件は厳しい事業工程と施工条件を克服し、優れた品質で無事工期内に工事を完了したことが評価され、お客様より感謝状を頂きました。今後もお客様に満足いただける製品を納入していきます。

納入品

  • 遠方監視制御装置(HIWAYMATE)

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