東日本旅客鉄道株式会社
輸送品質向上のために自営電力の品質を改善
高調波フィルタを納入
東日本旅客鉄道株式会社殿 八王子変電所に高調波フィルタを納入しました。
新幹線以外の首都圏近郊の鉄道インフラ運営には直流電源を用いており、変電所では交流から直流へ変換する過程で、高調波を発生させています。当該エリアでは発生した高調波が負荷設備に影響を与えることがあり、その対策として変電所の66kV回路に本設備が採用されました。その結果、高調波が抑制され、電圧歪も半減しています。
また、電源品質を管理するために高調波記録装置盤を導入。この記録装置盤は通信によりデータが転送され、変電所へ行かなくても高調波が監視できるシステム構成になっています。
将来、電源品質管理の上でこの装置の導入が広がるよう、PR活動を行います。
納入品
- 66kV 10Mvar 高調波フィルタ(第5調波以上用)
- 高調波記録装置盤