ニュースリリース
京都産業大学の課題解決型授業に初参画 ~「電気エネルギーを活用した持続可能な未来のまちづくり」をテーマに~
日新電機株式会社(本社:京都市右京区、社長:齋藤成雄)は、京都産業大学(学長:大城光正、京都市北区)のキャリア形成支援教育科目「O/OCF-PBL2」に2019年春学期より参画しました。当社の事業と深く関わりのある「電気エネルギー」を活用して、「持続可能な未来のまちづくりを考える」をテーマとして、京都産業大学の10人の学生と一緒に半年間取り組んでいきます。
理系色が強いテーマにもかかわらず、文系の学生たちは「BtoBの世界を詳しく知りたい」「生活に欠かせない電気に興味があった」「災害にどう対応できるのか考えたい」と期待をふくらませていました。5月初旬には、当社工場見学や納入事例などを学び、少しずつ電気を身近に感じてもらうところから始めています。
学生と当社社員の双方が参加する授業として中間報告、最終報告の計2回が予定されていますが、当社主力ソリューション製品であるSPSS®(スマート電力供給システム)の納入事例やSDGsなどの話を通じて、学生により多くの情報を学んでもらえるように、随時情報交換を図っていく予定です。
当社は本取り組みにより、学生の当社への理解を深めてもらうことだけでなく、学生からの新鮮で斬新な提案が、当社の事業のヒントになることも期待しています。
【O/OCF-PBL2(On/Off Campus Fusion-Project Based Learning)について】
京都産業大学の課題解決型授業であり、企業や行政機関が提供した課題を学生がチームで考えることで「社会で活躍できる人材」を育成することを目的とした授業。2年次生を履修対象としています。
【当社からの課題について】
当社からの提供課題は『「電気エネルギーを活用した、災害にも強い安心・安全・持続可能な「未来のまちづくり」について「学生×日新電機」の提案を京都から発信せよ』です。
当社の事業分野の一つに「新エネルギー・環境事業」があり、太陽光などの再生可能エネルギーや水処理施設関連へ向けて製品の開発・製造を行っています。
2011年に発生した東日本大震災のようにいつ震災が起こるかわからない日常の中、再生可能エネルギーは大変世間で注目されています。それらを含め、電気エネルギーを供給し続けられる「未来のまちづくり」について学生に一緒に考えてもらうことで、学生の柔軟なアイディアを当社の事業に取り入れることができればという意図を持って、テーマを決定しました。
また、昨今注目されている国連が採択した持続可能な開発目標であるSDGsでは、災害に強い街づくり、エネルギー活躍が目標として掲げられています。それらについても関連させ学んでもらうことで、学生にも環境やエネルギーについての幅広い知識を習得してもらい、今後の将来にも役立ててもらうことを期待しています。
企業と学生との第一回目の顔合わせ。京都産業大学にて
日新電機来社時の勉強会。日新アカデミー研修センターにて
<ご参考>
■用語解説
・SPSS
Smart Power Supply Systemsの略。当社の中核製品である受変電設備や、長年培った系統連系技術を駆使し、多様な分散型電源を組み合わせて省エネと電力の安定供給を実現するソリューション。
■関連リンク
SPSS: https://nissin.jp/business/spss/index.html
[本件に関するお問い合わせ]
〒615-8686 京都市右京区梅津高畝町47番地
日新電機株式会社 人事部採用グループ (075)864-9017