変換所内で発生する無効電力を補償

電力機器

飛騨変換所に分路リアクトルを納入

調相設備(無効電力補償)

中部電力パワーグリッド株式会社殿 飛騨変換所に、電力変換時に発生する無効電力を補償するための分路リアクトルを納入しました。

2011年に発生した東日本大震災では、東日本の電力供給が大幅に不足する事態が発生したことから、大規模災害発生時における電力供給力確保の必要性が高まりました。

飛騨変換所は、60Hzと50Hzの異なる周波数間での電力連系容量を増強することを目的として建設されました。

飛騨変換所は岐阜県高山市にあり、標高1,085mの豪雪地帯に位置しています。厳冬期には氷点下30℃、積雪2mにも達する厳しい自然環境に対応するため、77kVの充電部をSF6ガス中に収納して信頼性を高めています。

今後も環境に調和し、電力系統の安定化に寄与できるものづくりでお客様のご要望に対応していきます。

納入品

  • ・84kVガス絶縁開閉装置 4台
  • ・77kV 80Mvar 70dB 分路リアクトル 4台

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