株式会社クボタ
研究開発拠点を支える電力安定供給を実現
グローバル技術研究所に77kV特高受変電設備を納入
株式会社クボタ殿は、国内の研究開発部門の機能を集約し、研究開発効率の向上や基幹技術・先端技術の開発強化を目的としたグローバル体制の中核となる「グローバル技術研究所」を大阪府堺市に建設され、当社にて77kV特高受変電設備を納入しました。
本研究所は海岸沿いで塩害影響を受けやすい場所にあるため、強い耐久性・気密性を有しているアルミパッケージ式全天候形スイッチギヤ(AL-PAC)を採用し、さびの発生を抑えるとともに収納機器の劣化防止を図りました。
また、フレキシブルな構成が可能な連棟タイプを採用することで、パッケージ内には高圧スイッチギヤだけではなく、中央監視制御システム(FACTMATE-s1)もまとめて収納しており、設備管理の一元化にも貢献しています。
さらに、本研究所には太陽光発電設備が設置されており、受変電設備に系統連系機能を設けることにより、安定した電力系統との連系を図り、施設の省エネ・CO2排出量削減にも貢献しています。
当社は今後も電力供給の安定化や、環境に調和した機器の提案を行い、お客様の発展に貢献していきます。
納入品
- 84kV超縮小形ガス絶縁開閉装置(XAE7)
- 77/6.6kV 13MVA 超高効率特高変圧器
- アルミパッケージ式全天候形スイッチギヤ(AL-PAC) 収納機器:7.2kV高圧スイッチギヤ、中央監視制御システム(FACTMATE-s1) 等