AIを活用した放流水質予測技術の開発
技術キーワード:
- 機械学習
- ニューラルネットワーク
- 放流水質予測
- データサイエンス
担当部門
技術開発推進部
下水処理場の放流水質は、化学的酸素要求量(COD)などが水質汚濁防止法によって管理・規制対象になっています。これに対し、下水処理場では自動測定装置を基に放流水質を監視しているものの、流入する汚水の水質や下水処理工程によっては放流水質が悪化することがあります。悪化した放流水質を正常に戻すためには、維持管理者の経験、ノウハウだけでなく、それらに基づいた対応および放流水質への反映時間が必要になります。
そこで当社は、放流水質の悪化を事前に察知可能とする「AIを活用した放流水質予測技術」を開発しました。本技術により、維持管理者が事前に対応できるようになり、将来の放流水質の悪化を防止することを可能にしました。
技術資料
- 日新電機技報(通巻155号) AIを活用した放流水質予測技術の開発PDF(4,798KB)