風力発電連系設備向け長距離交流ケーブルの特異現象解析と対策検討
技術キーワード:
- 電力系統解析技術
- 再エネ導入拡大
- 電力品質対策
担当部門
電力技術開発部
風力発電は近年導入が急速に拡大していますが、風況の良い地域は、電力会社の既存電力供給設備(変電所)から離れていることが多く、長距離地中ケーブル送電を採用するケースが増えてきています。
一方で、高電圧・長距離交流ケーブル送電は、その静電容量に起因する特異現象が発生することがあるため、その適用には十分な事前検討が必要です。
当社では、これまで培ってきた累計数百MWを超える連系設備の豊富な実績と電力系統解析技術を基に、系統現象の解析と対策立案により、大規模風力発電普及拡大を支え、CO2排出量削減に貢献しています。
技術資料
- 日新電機技報(通巻156号) 持続的な成長を支えるスマート電力供給システム(SPSS)PDF(12,933KB)