技術情報

日新電機技報
最新号(2026年6月発刊)

日新電機技報

特集概要

2025年における、研究の成果や技術開発の紹介、お客様などのニーズに対応した取り組みの成果を紹介します。

巻頭言

代表取締役社長 西村 陽

2025年の技術と成果

  • 〔1〕研究・開発PDF(1,247KB)
  • 2024年4月に「日新住電エネルギーシステム開発センター」を開設して約2年が経ち、住友電気工業株式会社の研究部門と、さまざまな技術において交流・連携を推進し、組織として強化を進めている。その中から2025年の各研究成果を紹介する。

  • 〔2〕電力用設備PDF(824KB)
  • 近年、電力業界は再生可能エネルギー拡大や電力系統の強化、電力品質対策、託送料金制度改革に伴う設備予防保全技術の開発など、多岐にわたる課題に直面している。当社は2025年もお客様のニーズに応え、特徴ある受変電設備製品の開発・改良を行い、製品を納入してきた。本稿では、その成果を紹介する。

  • 〔3〕産業用設備PDF(969KB)
  • 当社は、多様化・高度化するお客様のニーズに柔軟に応えるシステムやソリューションの提案をしてきた。本稿では、2025年の代表的な納入事例および主な取り組みの成果について紹介する。

  • 〔4〕水処理用設備PDF(955KB)
  • 下水道事業は老朽化や人口減少による収入減、人材不足の課題が深刻である。一方、高度経済成長期に整備された施設においては、予防保全型の維持管理への転換が急務となっており、また、技術継承や人材確保も大きな課題である。本稿では、当社がこのようなお客様のニーズに対応するため実施した設備の更新と新技術導入による維持管理効率化事例を紹介する。

  • 〔5〕交通施設用設備PDF(651KB)
  • 当社が特高・高圧受変電設備を継続納入してきた横浜港において、老朽化した設備の更新や新たな技術の採用など、さらなる安定した電力供給に向けての対策が課題となっている。このようなお客様のニーズを取り入れた設備の納入実績を紹介する。

  • 〔6〕海外向け設備PDF(804KB)
  • アジアやアフリカではインフラ整備の課題があり、日本政府も積極的に支援を行っている。またASEAN諸国では再生可能エネルギーの導入が進み、送電網の強化が重要な社会課題となっている。本稿では2025年の成果として、これら地域において、現地ニーズに対応した設備の納入実績を紹介する。

  • 〔7〕電子線照射装置・高電圧試験装置PDF(2,156KB)
  • 関連会社の株式会社NHVコーポレーションでは、電子線照射装置(EPS)を国内3拠点で運用し、電線被覆の架橋や製品の受託加工を通じて多様なサービスを提供している。また、さらに低エネルギーでコンパクトな新型EPSの開発を進め、新たな用途開発にも積極的に取り組んでいる。関連会社の日新パルス電子株式会社においては高電圧電源製品を展開し、省スペース化を実現する試験用電源を提供している。

  • 〔8〕イオン注入装置PDF(1,321KB)
  • 日新イオン機器株式会社では、フラットパネルディスプレイ(FPD)向けおよび半導体向けのイオン注入装置とこれら装置のアフターサービスを三本柱に技術革新を進め、新技術開発と装置の高性能化で市場競争力を強化している。

一般論文

岡 賢太郎・高橋 良宗・牧 尚子・村井 正樹・平本 学・水野 聡

新興国の脆弱な配電網課題に対し、送電線から直接低圧電力を供給できる大容量PVTを用いたマイクロ変電所を開発し、2025年6月にインドで実証試験を開始した。その概要を紹介する。

キーワード:PVT、Power Voltage Transformer、電源用計器用変圧器、マイクロ変電所

宇井 利昌・川瀬 一貴・川村 昌充・永尾 友一・高橋 元喜・土肥 正二郎

イオン注入装置iG8は大型ガラス基板対応であり、高密度・均一なビーム注入が可能で、カソード寿命延長と機能拡張性も向上させた装置である。本報告では、装置開発のコンセプトと、開発した重要要素技術およびその検証結果について述べる。

キーワード:フラットパネルディスプレイ(FPD)、8世代ガラス基板、iG8

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